指回しの呼吸。エレベーターの呼吸やりながら考えたこと

エレベーターの呼吸 瞑想
エレベーターの呼吸

ネドじゅんさんの本に書かれている「エレベーターの呼吸」を実践しているときに思いついた「指回しの呼吸」を紹介していきます。

そこまで目新しい方法ではありません。指回し運動は昔から知られているし、それに呼吸をセットにしただけです。

いろいろ試してみて、効果をすぐに実感できて、かつ続けられそうな方法がわかってきたのでまとめます。

指回し運動について

そもそも指回し運動(指回し体操)とは? については説明するまでもないのかもしれませんが、まず体の前で両手のそれぞれ同じ指同士をくっつけてボール状にしてください。

この状態でまず親指同士を離し、交互に動かして回転させます。車のタイヤが前進する方向を前回し、バックする方向を後ろ回しと呼びます。

とりあえず親指を気の済むまで回したら、次は人差し指同士を回します。こんな感じで中指、薬指、小指の順でやっていきましょう。

と、簡単に言ってしまったものの、最初のほうは薬指、小指は難しいと思います。(人によっては中指も難しいか?)これは毎日やっているうちにできるようになります。

呼吸と組み合わせる場合、最初は中指くらいで終わっておいて、薬指と小指回しはそれだけに専念していればいいと思います。

指回しに呼吸を合わせる

指回し自体に慣れてきたら、それに呼吸を合わせることを意識していきましょう。まずは親指を回しながら息を吐いていきます。

10~20回、指を回して息を吐ききったら、今度は同じ指を逆回転しながら息を吸っていきます。これも10~20回転。

もう1往復くらい前回しで息を吐き、後ろ回しで息を吸い、親指が終わったら人差し指で同じようにやってください。

人差し指で2往復したら次は中指…というようにやっていき、全部の指が終わったらまた親指から…と、気のすむまでやります。(薬指や小指が難しいならやらなくてもいいです)

やる前に比べると、心と頭がすっきりしている感覚を実感できるはずです。

エレベーターも同時に動かしてみる

ここからは応用編となりますので、前段の指回しの呼吸が普通にできるようになってから試してみてください。

指回しの呼吸をしながら、ネドじゅんさんの提唱するエレベーターの呼吸を同時にやってしまうという方法です。

僕の場合、指をまわしながら見えないひもをたぐり寄せるイメージが好きです。そのひもはのどのあたりの滑車を中継して、体内のエレベーターにつながっています…。

なので指を前に回せばひもがたぐり寄せられてエレベーターがのどのあたりまで上がっていき、後ろに回せばひもが戻されエレベーターがおしりのあたりまで下がっていくわけです。

もちろんこれは僕が勝手にイメージしていることなので、それぞれの好みに合わせて調節してみてください。

終わりに

以上となります。これらの方法は、僕が呼吸だけに集中するのがあまり得意でないからこそ編み出されたものです。編み出したというよりも、すでにあるものをくっつけただけですが。

「エレベーターの呼吸をしよう。しかし落ち着かない。指でも回すか。じゃあ吐いてるときと吸ってるときで回転の方向を変えよう。なんかコード巻いてるみたいだな…」

こんな感じです。こういうのはだいたい全部、継続するのが一番大事だと思います。自分の中で当たり前になってしまえばしめたものです。続けましょう。

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