『みんなが幸せになるホ・オポノポノ』要約その3

瞑想

ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ

「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」の4つの言葉で潜在意識をクリーニングする方法を紹介していきます。

この要約記事でのホ・オポノポノはヒューレン氏によるセルフ・アイデンティティ・スルー・ホ・オポノポノ(SITH)を表します。

前回の記事からの続きです。

般若心経とホ・オポノポノ

この世の中で認識されることはすべて「空(Void)」です。

どんなことが世の中で起きていても、それらがすべて自分の中で起きているということが納得できれば、自分の潜在意識から消去できます。

すると、その「出来事」はなくなります。

僕たちの潜在意識が「空」の状態であれば、意識の中を光が通ります。

つねに与えられている光がいつもは記憶によってさえぎられていますが、クリーニングによって通り道ができるのです。

般若心経とホ・オポノポノは本質的に同じことを言っているといえます。

ちなみにシェイクスピアの『ハムレット』の一節に出てくる「思い惑う意識」という表現も記憶のことです。

自由になるか、束縛されたままでいるかを選ぶ

現実では神聖なる知能からの光が通らず、記憶が再生され、ほかの人に関しても記憶をもとに第一印象で決めていまいがちです。

記憶という色メガネで他人を見てしまうのは病気のようなものなので、記憶を手放す(=クリーニングする)必要があります。

僕たちには記憶の束縛から自由になるか、束縛されたまま我慢し続けるか、選択の自由があります。

すなわち、ホ・オポノポノをするか、しないで生きていくかの選択です。

いい記憶か悪い記憶かは関係なく、常にクリーニングしていればプラスもマイナスもありません。

いま自分が生きている世界を手放すことで、初めて本当の自由が手に入るのです。

アイデンティティの構造

神様とも仏陀とも言い換えられる「神聖なる知能」ですが、大切なのはそれが僕たち自身の中にあるということです。

「すべての責任は自分にある」ということで、人に助けを求めなくていいし、そもそもできないので自分で解決するしかありません。

超意識は、潜在意識と神聖なる知能を結びつける役割を担っています。

潜在意識の情報や願いを、神聖なる知能に届くように整えるのが超意識です。

潜在意識のことをインナーチャイルドとも呼びます。

愛されずに育った子どものように、高貴ではあるけれどネガティブな記憶を増幅してしまうからです。

神聖なる知能、超意識、顕在意識、潜在意識、これら全体が僕たち一人一人のセルフアイデンティティです。

見出し

僕たちが顕在意識で1秒間に1つ考えているとき、潜在意識で立ち上がっている記憶の量は100万個といわれています。

その記憶の中には素晴らしい出来事もまがまがしい出来事もすべて含まれます。

僕たちはそれら記憶に動かされているのに、自分で認識できるのは100万分の1だということです。

人は、消去するための記憶を膨大にためこんで生きているのです。

悩みの内容は気にしなくていい

誰か別の人の悩みや苦しみを解決したい場合でも、やることは自分自身の記憶のクリーニングです。

他人の悩みの具体的な内容をいっさい知らなくてもいいのです。

もっと言えば、悩んでいる人に実際に会わなくてもクリーニングは可能です。

問題はその人にではなく、どこまでも自分自身の中にあるからです。

ホ・オポノポノのプロセス

ホ・オポノポノは「悔悛」「許し」「変質」の3つの要素から成り立っています。

まず潜在意識による記憶の再生を顕在意識で認知し、自己責任とするのが「悔悛」です。

そして顕在意識から神聖なる知能に「許し」をこいます。

その要請を受けた神聖なる知能は、潜在意識の記憶を「変質」させて消去します。

消去されたところにインスピレーションが降りてして、知らずしらずのうちに本来あるべき正しい生き方をするようになります。

このインスピレーションというのは、思考に基づくものではありません。

流れに沿って自分にとっても他の存在にとっても最適な選択、行動をとるということです。

記事4に続く

ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ』イハレアカラ・ヒューレン インタビュー 櫻庭雅文

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