『ドS宇宙本』要約#12 時間は未来から過去へ

瞑想

借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ

前回の記事からの続きです。

今回で本書の最後までを要約します。

借金返済もあと少しであり、仕上げのような感じでコイケ氏は宇宙さんから「究極の入金口ぐせ」を教えてもらいます。

そして無事に借金を完済した夜、彼は宇宙さんと改めて語り合います。

そこで「時間は未来から過去に流れている」ということを知り、彼は過去の自分にメッセージを送るのでした。

お金にとって心地よい環境を

心理学講座を受けるために東京に出向いていたコイケ氏は、デパートにて以前から欲しかったポールスミスの財布を見つけます。

「使っていて気持ちのいい財布を持つことは、お金が入ってくる大事なステップだ」と宇宙さん。

いわく、世のお金はエネルギーレベルでお互いに情報交換しているとのこと。

お金に好かれる使い方をすれば、また自分のもとに戻ってくるのです。

なので、お金が心地よく過ごせる環境づくりから始めましょう。

究極の入金口ぐせ

財布を購入したその日から彼は、お札をキレイに揃えるなど、居心地のいい財布づくりを心がけました。

そうしてしばらくすると、宇宙さんが「究極の入金口ぐせ」を教えてくれます。

お金を払うときは「払えるオレってすげえ」と、心の中で叫ぶことです。

そして、お金に「ありがとう。行ってらっしゃい。お友達を連れて帰ってきてね」と言います。

また、お金が入ってきたときは「おかえりなさい。ありがとう。愛してます」と言いましょう。

コイケ氏の場合は毎日、お店のレジ締めのときに言っているそうです。

これらを習慣にすることで、自分のもとにお金がどんどん集まってくるようになります。

そして借金完済へ

こうして、借金を前倒しで返せることを日々実感するコイケ氏。

宇宙に借金返済をオーダーしてから9年が経ち、完済の日は予定より1年早く訪れました。

彼は心の中でガッツポーズをしながら、最後の約20万円を日本政策金融金庫に支払いましす。

その後は家族で寿司屋に行ってお祝いをしました。

すると、彼の娘さんが不思議なことを言い出します。

自分が産まれるとき、パパとママを選んで「そこに産まれることに決めました」と神様に言ったとのこと。

それを聞いてコイケ氏は改めて幸せを実感するのでした。

エピローグ

その夜、コイケ氏はあえて発泡酒を冷蔵庫から取り出し、宇宙さんと静かに乾杯しました。

宇宙さんに9年前「やめるなよ」と声をかけてもらわなければ、死ぬか自己破産するかのどっちかだった、と彼。

「世界一の妻に会わせてくれて、娘たちを僕のところに呼んでくれて、本当にありがとうございます」

宇宙さんは聞きながらも「あのとき『やめるな』と言ったのはオレじゃない、今のおまえだよ」と言いました。

宇宙には時間の概念がない。しいて言うなら時間は未来から過去に流れている。

未来からの声は過去に届き、そして過去は変えられるということです。

だから今、コイケ氏は過去の自分自身にメッセージを送るように言われました。

「やめないで。今やめたらダメだよ。君は必ず幸せになれるんだから」

「じゃ、過去のコイケを教育してくるから、また後でな」そう言って、宇宙さんは消えていくのでした。

終わりに

以上、12記事にわたって本書を紹介してきました。

内容もわかりやすさも、願望実現系の本の中ではトップクラスだと思います。

自分はオーディオブック版を持っていて、もう何度聴いたかわかりません。

(ナレーター桑原氏による声の使い分けが非常に素敵です)

この要約記事を通して、本書を多くの人に知ってもらえれば嬉しいです。

最後に著者のコイケ氏、宇宙さんにならい、読んでくれた皆さんに向けて……

愛してるビーム!

小池浩著『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ

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