『ドS宇宙本』要約#11 一寸先は光

瞑想

借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ

前回の記事からの続きです。

今回を含めてあと2記事ほどで本書の最後までを要約していこうと思います。

これからの時代は「幸せな人だけが幸せになれる」と宇宙さんは言います。

また、不運に見えることでも実は宇宙の采配だということで、コイケ氏の車購入時のエピソードを紹介します。

幸せな人しか幸せになれない

「地球では二極化が始まっていて、もう昔ながらの方法は通用しなくなっている」と宇宙さん。

この先は幸せな人だけが幸せになれるとのことです。

つまり、不幸だと思って不幸な口ぐせを続けている人は幸せになれません。

とはいえ宇宙には定員などないので、口ぐせを変えて幸せをオーダーすれば、全人類が幸せになれるようになっています。

なりたい自分を装えば、そうなれる

そんなある日デパートにて、コイケ氏の目にロレックスのペアウォッチが目に止まりました。

「借金返済したらこれを買おう」と思うコイケ氏に対し、「今すぐ買え」という宇宙さん。

宇宙さんに言わせれば「今はお金がない」という思考が問題だということです。

何かほしいものを見つけたら、そのたびに「お金はたっぷりある」と言うようにしましょう。

さまざまな本で「なりたい自分を装えば、そうなれる」と書かれているし、実際にそうなのです。

この例でいえば、自分にロレックスが見合うようになったら買おうという考えでは、なかなかそこにたどり着けません。

多少ムリをしてでも実際に買うことで「ロレックスを買った」と言えるようになります。

すると、言葉の力は偉大で、その状況に追いつくように、ロレックスが似合う人の収入が入るようになるわけです。

言ってから紐付けする

普段からお金が入ってくるようにしたいならば、まず「私には十分なお金がある」を口ぐせにしましょう。

そう言葉にしてから「今日ご飯が食べられた」「支払いを済ませた」などの証拠を探し、紐付けするようにします。

宇宙には事実と既成事実の区別がつかないので、装ってしまえばそれが現実になるということです。

車を買いに行ってみた

それからしばらく経ったのち、宇宙さんはコイケ氏に「今すぐ車を買いに行け」というメッセージを送りました。

コイケ氏は以前から目星をつけていた中古車が売っている店に行ってみるも、あいにくそは年に一度の休業日。

おとなしく帰るのもいやなので、メーカー直営のお店を調べて行ってみると、いかにも新米っぽい販売員が出てきます。

今乗ってきた車の、下取りの査定をお願いすると、その販売員は数分で「査定ゼロですね〜」と答えてきます。

その後は「ここまでどうやって来たんですか?」「なんで高速道路を使ったんですか?」などといった無意味なやりとりが続いたのでした。

このまま帰るのはイヤなので

そのお店を出た後、コイケ氏は少し意地になって3軒目の車屋さんを探します。

別に今日車を買わなくてもいいけど、ちゃんとした接客をしてもらい「検討しますね」とか言って帰りたいという思いが、彼にはあったのです。

3軒目の車屋さんでは、中年の落ち着いた感じの販売員さんが丁寧に対応してくれました。

しかも、車関係でお互いに共通の知り合いがいるという、いい感じの展開になります。

結果的に、今の車も下取りに出せて、好条件で新車を買えることになったのでした。

一寸先は光

1軒目のお店が休みで、2軒目に変な販売員さんが出てきたおかげで、今回のようないい話に出会うことができたということ。

この一連の出来事は宇宙の采配であり、コイケ氏が途中であきらめなかったことで無事に車を買うことができました。

「二度あることは三度ある」と「三度目の正直」といった、対立することわざがありますが、この場合は希望の持てる後者を採用しましょう。

一寸先は闇、などとも言いますが、本来「一寸先は光」なのです。

【記事12に続く】

小池浩著『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ

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