『嫌なこと全部やめても生きられる』要約と感想

読書

「プロ奢ラレヤー」という、他人からご飯をおごってもらうことで生計を立てている人がいます。

考え方が斬新で面白いからこそ、彼をおごりたいという人がたくさんいるのでしょう。

そんな彼の著作『嫌なこと全部やめても生きられる』を読んでみました。

「プロ奢ラレヤーは天才肌だからこんな風に生きられるのであって、凡人には無理な話だ」

そう思いながらも、共感できる内容はかなり多かったし、ちょっと救われたような気持ちにもなりました。

以下、記憶に残っている部分をまとめます。

レアキャラになる

著者がいろんな人からおごってもらえるのは、お金を払ってでも会いたいくらい個性的だからだと思います。

彼のほうも、たくさんの「彼をおごりたい人たち」の中から、面白そうだと思う人を選んで会っていると言います。

例えば妙なこだわりがあって、その分野にお金をつぎこんだり非常に詳しかったりする人とか。

面白い、すなわち個性的でレアなキャラというのは、それ自体が価値を生みます。

著者も「個性的な人に出会った」という内容をツイッターにつぶやいて人気を集めました。

さらにツイッターでは書けない内容を有料noteに書き、定期購読者が増えてかなりのお金が入ったと言っています。

お金がなくても生きていける

そんな彼自身は欲がないというか、お金があってもなくても大丈夫なタイプのようです。

生きていけさえすればいいくらいに思っていれば、本当に必要なお金というのは少しでいいのかもしれません。

貯金がなくても不安にならない人というのは、いざというときに収入を得るすべを複数持っているからです。

彼は「実家をたくさん持つ」と表現しましたが、人からおごられたり、執筆をしたりなどいろんな生業を持っているということです。

現金以外も含め、自身の信用がさまざまな方面から支援を集める仕組みになっています。

できないことは諦めていい

「好きなことで生きていく」のではなく「嫌いなことで生きていかない」ほうが大切です。

というのも、人間は「好きなこと」よりも「嫌いなことやできないこと」のほうがわかっているからです。

大昔の人類は、できないことを無理にやろうとしていたら死んでしまいました。苦手なことを避け続けて生き残った人類の子孫が僕たちだといえます。

だから、できないことを無理にがんばっても心身を壊すだけです。下手をしたら死んでしまいます。

逃げてもいいのです。なんとかなります。

そして、そこまで嫌ではないことをやっていければ良いのです。

○○しないでいてくれる人は貴重

人づきあいでは「○○してくれる人よりも、○○しないでいてくれる人を大切にしよう」という言い回しが印象的でした。

例えば、いろいろアドバイスをくれる人と、自分のことを否定せずに静かに見守ってくれる人がいたとします。

前者のほうが良い人に見えても、どちらと深く付き合いたいかといえば後者、という考えです。

そういう人は目立たないけど、意外に自分の心の支えになっていたりするものです。

彼をおごる面白い人たち

プロ奢ラレヤーさん自身が個性的ですが、彼をおごりに来る人たちもなかなかにすごいです。

たくさん紹介されていましたが、何人か抜粋します。

  • 天理教の信者…天理教の教えと逆のことをやる彼が、信者の間で人気らしい。
  • 何もしなくても月50万円もらえる女子…富豪と契約していて、ちょっとしたLINEを交換したりご飯行ったりするだけらしい。
  • ゲイ向けのマッチョモデル…絵の練習をする人むけにモデルをやってるが、来る人の大半が絵を描かずに肉体を見たいだけのゲイとのこと。

まとめ

例えば日本では時間を守るのが普通でも、外国に行ってみるとそうでもない。

普通の基準が高くなりすぎて、適応しきれず心を病んでしまう人が増えているのかもしれません。

この本には「無理に普通になろうとしなくていい」という強いメッセージがこめられている気がしました。

全員がプロ奢ラレヤーのような生き方はできないにしても、人それぞれに無理なく進める道があるんだと思います。

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