エレベーターの呼吸と森林療法、同時に2時間やってみた。

健康法

三脳研のまっすーさんがやってる森林療法、だんだんやってみたくなってきたので、先日の休みの日に時間があったので、お気に入りの公園まで車で行ってきました。

(まっすーさんの本『もう左脳に振り回されない』を紹介しておきます。自分が持っているのは電子書籍のみで出ていた『行きたくなかった僕の殻が割れて森に抱かれた日』のほうですが…)

約2時間、自然が多めの公園を散歩していました。浮かんでくる思考にできるだけ気づくようにしながら、エレベーターの呼吸(以下エレ呼)をしながら…。

もちろん、スマホは車の中に置いてきました。スマホが手元から離れてソワソワを感じましたが、しばらくすると落ち着きました。

代わりに、腕時計と、エレ呼を数える用にカウンターを持ってって、自分の左脳さんを納得させていました。

以下、体験したことを記録しておこうと思います。

エレ呼しながら…は動機付けになる

ちなみに、エレ呼を数えながら…というくだりは、まっすーさんの本に直接書いてあるわけではなく、自分がそうしたかっただけです。

ほんとうはそういうこともせずに、ただ自然を感じるだけのほうがいいのかもしれないけど、その場合、左脳が「貴重な時間をムダにしてない?」とか煽ってくるので。

なので僕の場合は、ついでにエレ呼をたくさんやるんだ、と思うことでやる気も高まりました。

そしてカウンターを、コートのポケットに忍ばせて、歩きつつ呼吸をしつつカチッ、みたいなことをやってました。

呼吸は、ぶっ通しで数えていたわけではないけど、最終的に2時間の間に約300回やった感じです。

最低30分は続けたほうがいいっぽい

ぶっちゃけ、最初の30分間くらいはほとんど何も感じられませんでした。というかなんかいろいろ考えてたんだと思う。

せっかく自然の多い公園で、他の人もあまりいないタイミングだったけど、頭の中は思考でいっぱいという状況。

もしもこの時点でスマホなどを携帯していたら、おもむろにポケットから取り出して何かを見始めていたかもしれない。置いてきて正解です。

そんな中、ネドじゅんさんのワーク(自動思考に気づいてガッツポーズ)なども思い出してやってました。

すると、30分以上経過した、とある時点から、周りの景色がなんか「自分に入ってくる」感じになってきました。

景色や音、感覚が入ってくる

そこからは「自分に入ってくる」という感覚を味わうようにゆっくり歩き続けました。

雪が降ってるくらい寒い日だったので、歩き始めたときはさみーな帰ろかなという気持ちだったのが、これも「肌に冷たい感覚がある」ととらえられるように。

周りの音も入ってくるようになりました。これまで思考の声がだいぶうるさかったことにも気づくようになりました。

頭の中が静かになり、視界が広がり、木の葉っぱが微妙に動いたり、それで光の当たり方も微妙に変わったり、というのが見えるようになりました。

1枚の大きな絵に見えた

そんな感じのときに、ふと、立ち止まってじっくり味わいたくなるような景色が入ってきました。光や木々の配置、続いている道の感じがすごく美しいってなるような。

実際しばらくその場にとどまって見ているうちに、全体がなんとなく遠近感がなくなり、1枚の大きな絵に見えてきました。

さらには、僕がその絵を見ているという感じというよりも、そこに立っている僕もその大きな絵の一部になっているような感覚になりました。

短時間ではあったのですが、何かをつかめたような感覚は今でも少し覚えています。

終わりに

以上、みんな、そんなヒマじゃないしとか言いたい気持ちはわかるのですが、まとまった時間(2時間以上)自然の中で過ごすの、めっちゃいいです。

想像以上に充実した時間を過ごせると思います。自動思考が湧き出てしまうことがあるかもしれないけれど、それにも気づきやすくなる。

今回は2時間やってみた体験談を書きました。この感じであれば、また時間のあるときに3時間やってみようと思いました。

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