不安解消に効果がある「メンタルクリアボタン」。
鈴木祐氏やメンタリストDaiGo氏の書籍で紹介されていて、もともとはドン・ジョセフ・ゴーイー氏という人が考え出した心理テクニックです。
僕もかなり気に入っていて、よく押しています、手のひらのボタンを。
今回の記事では、このメンタルクリアボタンを手順や原理を、自分なりの解釈を加えて説明していきます。
そして真剣に実践してみたところの体験談も書きます。
メンタルクリアボタンの手順
以下、目を閉じたほうが想像しやすいです。
まず片方の手のひらにボタンがあるとイメージします。
このボタンは脳につながっていて、押すとネガティブな感情が消えるのだと考えます。
このまま数回ゆっくり呼吸してから、もう片方の手でボタンを押します。
押しながら息を吸って頭の中で「1」と数え、吐きながらボタンが赤く光るイメージをします。
息を吸って頭の中で「2」と数え、吐きながらボタンの色が青に変わるイメージをします。
息を吸って頭の中で「3」と数え、吐きながらボタンの色が緑に変わるイメージをします。
ゆっくり呼吸を続けながら、ボタンが透明になって脳内がクリアになったと想像します。
以上で1セット。時間にすると30秒~1分くらいです。
これがまた、意外に利くから不思議です。
自分の場合は、左の手のひらのボタンを右手の親指で押すようにして、たまに手を反対にして試しています。
どういった原理なのか
不安の感情というのは、脳の扁桃体という部分が過剰に働いて起こるものです。
扁桃体を鎮めるためには、理性をつかさどる前頭葉を働かせるのが良いらしい。
メンタルクリアボタンの手順により、色をイメージしたり数をかぞえたりと、前頭葉が忙しく働くから、扁桃体が静まり、不安が解消されるということです。
あるいは一種の自己暗示だと思います。
全力で連続でやってみた
このメンタルクリアボタン、1~2セットやるだけでも確かに効果はあります。
ただ効果が一時的に過ぎない感じも否めない。そしたら連続でやってみてはどうだろうか。
というわけで、20セットくらい全力でボタン押してみました。
かけた時間は約15分。飽きたというか「もう充分だろう」という感覚になりました。
実行前と比べて体感できたこととしては、呼吸が楽になりました。
身体にたまっていた疲れが、なんとなく浄化されたような気分です。
まとめ
以上、まるで「おまじない」のような手法ですが、確かに効果があります。
不安を消す方法として紹介されていますが、あらゆるネガティブな感情に利くと思います。
静かに目を閉じ、呼吸を整えながら行うと良いので、僕はメンタルクリアボタンを瞑想法のひとつとして考えています。
単なる一時しのぎとしてとらえず、日々の習慣として取り入れていくのが良いかと。
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