『神様とシンクロ』要約#09 人生は100％幸せでよい

前回の記事からの続きです。

今回から、本書の第４章にあたる部分を要約していきます。

神様とのシンクロ率がかなり上がっている人向けの、言霊効果を倍増させるテクニックがメインとなります。

もちろん、シンクロ率がまだまだ……と思う人でも読み進めて損はありません。

見える世界の解像度が上がる

ここまで読み進めて、言霊を唱え続けている人は、見える世界が以前とは大きく変わっているかもしれません。

画像でいうと解像度が上がった感じになり、一日のうちに「幸せだ」と思う回数が増えているはずです。

問題がまったく起こらなくなることはないものの、インスピレーションに従って落ち着いて対処できるようになれます。

なによりも「ミラクルは起きてあたりまえ」だと感じられるようになるでしょう。

ところで、あなたにとって最強の言霊というものが存在します。

「ありがとう」や「なんとかなる」をも凌ぐ、とっておきの言霊は「あなたの名前」です。

なぜなら、名前というのはご両親が一生懸命に考えたものであり、強い思いが込められているからです。

自分の名前を大切にしていると、少しずつ人生が好転していきます。

申し込み用紙などに名前を書く機会があるときは、ぜひとも心を込めて書いてください。

感謝体質をさらに深めるコツは「ネガティブに思えることも、そのまま受け入れること」です。

「悪い日」も、見方によっては悪い日ではなかったと思えることがあります。

たとえば晴れの日が続くと気持ちいいですが、水不足になることを考えると雨の日も必要です。

雨を好きになれとは言いませんが、よい側面を見つけて心をおだやかに保つようにします。

これは「ポジティブ思考」というよりも「受容思考」です。

一般的には悪いとされることが起こっても、拒絶せずにすべてを受け入れる。

ただしこの考えは、シンクロ率が高まっている人のための上級テクニックだと思ったほうがいいかもしれません。

それまではある程度、意識的にポジティブになったほうがいいのです。

「山があれば谷もある」といった考えは、ときにはミラクルの連鎖を止めることがあります。

シンクロ率が高まり、幸せなことが連続すると、不安になってあえてネガティブなことに意識を向ける人がいます。

そして実際によくない出来事があると「やっぱりね」と納得してしまう。

でも、人生というのは100％幸せでもよいのです。

目覚めた魂は「あなたにとってよいことだけを起こそう」としてくれるので、信頼してあげてください。

「苦しいことに耐えて成長する」「人生は修行」などは、古い価値観です。

あなたの魂が教えてくれる「好き」「嫌い」に素直に従っていけば大丈夫なのです。

周りの人がネガティブだと、それに自分が影響されてしまうのも事実です。

そのとき自分にできるのは、相手からのネガティブな言葉を受け流し、1人で淡々と言霊を唱え続けること。

言霊についての知識などを、その人と共有する必要はありません。

相手があなたと違う考えなら、ムリにわかってもらう必要はないのです。

あなたの波動が変わっていけば、知らず知らずに周囲も巻き込まれていくはずです。