心理カウンセラーmasa著『神様とシンクロする方法 願いがどんどん叶う奇跡の言霊』
前回の記事から引き続き、3章を要約していきます。
これまでは「目標を決めてがんばる→願いが叶ったら喜ぶ」という時代でした。
でも、これからは「先に楽しむ→さらによいことが引き寄せられる」という時代です。
「そのままでOK」と自分を許す
がんばりすぎてしまう人におすすめするのは「そのままでOK」「がんばらなくても大丈夫」といった言霊。
余計な肩の力が抜けて、楽な気分での努力が可能になります。
また、まじめな人ほど「こんなにうまくいっていいのか?」と自分でブレーキをかけることがあります。
そんなときは「もっと幸せになっていい」といった許可形の言葉を自身に投げかけてください。
「すごいことはアッサリ起こる」「毎日が奇跡の連続です」などを唱えるのもおすすめです。
すると本人たちでさえ想像しなかった奇跡があたりまえに起こった、という例が数多くあります。
魂のコンディションを整える
職探し中で行き詰まりを感じている男性が「神様、どうかチャンスを与えてください」という言霊を唱えていました。
ある日、彼は車が故障し困っている人を助けたところ、その人の親が社長で「ウチにおいで」と入社できたそうです。
そのほか、漠然とした不安などに対しては「何があっても大丈夫」「何があってもなんとかなる」が万能です。
これらの言霊によって気持ちが落ち着くと魂のコンディションが整います。
そうすれば特定の願いにフォーカスする余裕も出てくるはずです。
宇宙の大もと 天之御中主(アメノミナカヌシ)様
人生に絶望しているレベルでネガティブなときにおすすめな言霊をいくつか紹介します。
まずは、困ったときの神頼みではないですが「天之御中主様、お助けいただきましてありがとうございます」。
あめのみなかぬし様と読み、『古事記』に登場する宇宙の大もととなっている神様です。
斎藤一人さんも「私たちの魂はこの天之御中主様から分かれたものだ」と説明しています。
このような伝承に詳しくなくとも「アメノミナカヌシサマ」と声に出してみると、なんとなくパワーを感じる気がします。
エミール・クーエ氏の暗示療法
もうひとつが「毎日、あらゆる面でどんどんよくなっていく」という言霊です。
これはエミール・クーエという暗示療法の創始者と呼ばれる人が考えた言葉で、あらゆる病気に効いたとのこと。
心身の健康以外で悩んでいる人でも、この言葉を唱えていればどこかで糸口が見つかるはずです。
あとは「なんでかわからないけど、すべてうまくいっている」という言霊もおすすめです。
この「なんでかわからないけど〜」というフレーズは常識や思い込みから生まれるメンタルブロックを軽々と通過します。
いろいろアレンジしてみて、魂に本音を届けてください。
身近な人にも言霊の効果を
言霊は自分の周りの人にも働きかけます。
もちろん、その人に「自分は言霊を唱えていて〜」といった説明をする必要はありません。
たとえば、お子さんのために母親が「第一志望の大学に合格しました。ありがとうございます」と言っていて、実際にお子さんが受かった例があります。
ただし、相手に「こうなってほしい」という自分の希望を押しつけてはいけません。
先の例でいえば、子どもが「A大学に行きたい」と思っているのに親が「B大学に入りますように」と願うのはNGです。
自分の望みと相手の望みが異なる場合は「ありがとう」「なんとかなる」といった、万能な言霊を唱えましょう。
そうしていれば、お互いにとって最適な状況になっていくはずです。
好転反応について
良いとされることを始めたものの、一時的に状態が悪化することを東洋医学で「好転反応」と呼びます。
言霊を唱えることでも好転反応が起こる場合があり、肉体的なものと精神的なものがあります。
肉体的なものでは眠くなる、だるくなるなどの症状が多く、いったん休んでから再開するのがよいでしょう。
精神的なものでは、過去のつらい記憶が呼び起こされるといったことが多いです。
これは言霊の作用が、しまい込んでいた記憶に触れて、あらためて浄化しようとするため起こるものです。
なので「これが好転反応なんだ」と理解し、つらい記憶に対しては「あのときは大変だったね」と、自分を認めてあげましょう。
これは「お試し」だと理解する
また、周囲の人からネガティブな反応を受けるのも好転反応の1つです。
神様とのシンクロ率が大きく変化するときに、このような現象が起こるとのこと。
なので「あなたは本当に変わりたいですか?」と問いかけられている「お試し」なのだととらえてください。
そのときは「なんで?」と思えることが起きても、落ち着いて続けていれば人生はどんどんよくなっていくはずです。
【記事09に続く】
心理カウンセラーmasa著『神様とシンクロする方法 願いがどんどん叶う奇跡の言霊』
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