『BASHAR×Naokiman Show 望む未来へ舵を切れ!』
ダリル・アンカ氏がチャネリングする存在バシャールと、ユーチューバーのナオキマン氏による対談本。
前回の記事からの続きで、数記事に分けて要約していきます。
(1記事目から読む)
今回のメインテーマは魂や死、輪廻転生などについて。
人は死んだらどこへ行くのか
死んだ後は、物質の世界を超えて非物質のスピリットになります。
スピリットの世界は波動によっていくつもの層に分かれていて、実際のところ今でも僕たちはスピリットの世界にいるようなものです。
なおスピリットが肉体に入っているというよりも、肉体がスピリットの中に入っているということです。
感覚が拡大して物理的な現実を超えていくとき、僕たちはそれを「死」と表現します。
夜眠っているときに見る夢にはたくさんの可能性が考えられます。
例えば予知夢というのは、その人が未来の可能性のひとつを覗き込んでいる状態です。
すべてがシンクロニシティで、偶然はこの世には存在しないので、すべてには意味があることを受け入れてください。
起こるすべての出来事を自分のためになるように模索してください。
幽霊は存在するのか
幽霊もスピリットであり、肉体を離れた後、なんらかの理由で物質的な現実から離れられていない存在です。
彼らの存在を知覚できる人が多いのは、幽霊の波動が低いためです。
自分の死を受け入れた幽霊は波動が上がり、別の次元の世界に行きますが、ただ周波数が上がっただけですべては今ここにいます。
死後の世界は今いる世界と重なりあっている別の世界であり、そこでは時間や空間を測れないので、思考のままに物事を経験できます。
何かを望めばすぐに生み出され、気が変わればその場でパッと消せるような魔法のような世界です。
日本ではお盆の時期、メキシコでは11月2日の死者の日、アメリカではハロウィンの日に、霊たちもこちらの世界に呼ばれてきて、イベントを楽しんでいます。
幽霊を怖がる必要はありませんが、稀なケースとして、ネガティブなエネルギーを人間に向ける場合もあります。
そのような霊たちには死を受け入れてもらい、次に進む手助けをしてあげればよいのです。
心霊現象のなかには、その霊がいたという記録が物質世界に残っていることで起こるものもあります。
また、ふとした瞬間に別の並行世界を覗きこんだときに心霊現象と勘違いすることがありますが、この場合、霊は関係ありません。
周波数を合わせれば幽霊が見える
幽霊が見える人と見えない人の違いは周波数にあります。
あるいは自分の思考体系に「霊を見ることができる」という考えがなければ見えません。
霊なんていないという思い込みを外し、周波数を合わせれば、テレビやラジオのチャンネルを合わせる感覚で霊を見ることができます。
周波数は思考によって変わり、その周波数がその人の体験になるのです。
幽霊との遭遇はその人が望んでいるから起こることなので、ポジティブな反応を心がけましょう。
輪廻転生は存在するのか?
この答えに対しバシャールは「イエスでもありノーでもある」も答えます。
要は解釈の問題であり、過去も未来も含めてすべてのものが同時に存在している前提でいえば、輪廻転生は錯覚です。
自分の過去世だと思っている人には、並行現実に今存在している人とつながっているのです。
実のところ、あなたが彼らであったこともなければ、彼らがあなたになるわけでもないということです。
違う2人が同時に存在して情報をシェアしながら交差する関係の中で、体験的にもエネルギー的にもつながっているのです。
(おれの前世はブッダだったという人がたくさんいる場合、彼らは並行現実において今を生きるブッダとコンタクトしているのかもしれません)
自分が望み、かつその人との関連性があればつながることができ、その体験から学ぶことが可能です。
時間や空間のフィルターを通すと輪廻転生のように映るのですが、バシャールからしたら時代遅れの考え方なので、手放していったほうがいいといえます。
カルマは自分で課したもの
輪廻転生が錯覚だとすると、カルマは自らが自分に課したものということになります。
そのことを理解できれば、自らが納得できる選択をすることで、カルマを超えてバランスを取り戻せます。
デジャブ(既視感)については、複数の並行現実を同時に認識することで起きています。
時間は同時に前と後ろの方向に進んでいるよで、現実を実際に体験する前にブループリントとして出現するようなイメージです。
デジャブのように感じるのは、自分はすでにそのことを体験したからで、次に何が起こるかわかるのは、自分がすでにそれを計画したからです。
あなたは大いなるすべてを反映したものであり、あなたが存在しているという事実は決して消えません。
すべての死はある意味「自殺行為」
自殺をすると人生で経験するはずだったことができなくなるで、プラスの体験だとは言えません。
もし自殺をして魂の状態に戻ったときに「やってしまった」と思うかもしれません。
(この経験を活かして、次の生では自殺をしないでおこうと学ぶかもしれません)
生まれる前から、この人生で自殺をすることを組み込んで生まれてくることもあり得ます。
自殺に限らずすべての死は自らが決めているようなものなので、その見方からすれば、すべてが自殺行為だともいえます。
もしも自殺を考える人がいたら、以下のバシャールからのメッセージを読んでください。
「あなた方一人ひとりに力があり、自分が望む人生は自分で選ぶことができ、他の誰かがそれを奪うことができません。自らの力を探究してください。
喪失感や不安感にさいなまれるかもしれませんが、本来それらの感情は存在しません。
自分の中に力があり、すべてを手にしているからこそ、あえて喪失感や無力感を体験するのです。
どんな人も、とてつもない力を持っていて、無条件の愛を受けながら、喜びにあふれた素晴らしい人生を送るのにふさわしい存在です」
人格とは人工的に構成されるもの
人格はいわば「お面」のようなもので、現実世界を経験するためのものです。
魂であるあなたが、自分の魂の一部を切り取り、その部分が物質界で自分のテーマに沿った人格を生きます。
そのときも本体である魂は非物質界にあり続けていて、人生を経験し終えた人格は、再び本体の魂に戻るのです。
数字の法則やシンクロニシティについて
9という数字は特別な意味を持ちます。
例えば2×9=18で1+8=9、3×9=27で2+7=9、というように9は自分を再現することができ、サイクルが続くのです。
数字に何かを感じ、ワクワクするのであれば、その方向に進めば良いでしょう。
11:11など、並んだ数字にシンクロニシティを感じた場合、あなたが今現在、本来の自分に近づいていて、あるべき状態でいることを教えてくれています。
数字は自分が正しい道を進んでいるかどうかの目安になります。
(次の記事に続く)
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