『ドＳ宇宙本』要約#05 不運に思える出来事も、すべては宇宙の采配

前回の記事からの続きです。

いったん宇宙にオーダーした後は、起こるすべてのことがオーダーをかなえることにつながっています。

だから表面的にはアンラッキーだも思える出来事に対しても「やった、これで願いがかなったぞ！」と言いましょう。

また、誰かと交渉が必要なときなどは、その相手の眉間に「愛してるビーム」を発射。

そうすることで相手と潜在意識下で信頼関係が生まれ、たいていの物事がうまくいくようになります。

そして、アパレルショップとブレスレット制作などの掛け持ちをしていたコイケ氏は、宇宙からのヒントにしたがいある決断をするのでした。

あらゆる出来事は、オーダーをかなえるために起こる

コイケ氏は宇宙さんからのインスピレーションにより、毎朝5時に起きてジョギングをしていました。

とはいえ、やはりやる気の出ない日もあり「走ったからといって借金が減るわけでもないし…」とつぶやくと、

「何言ってんだ、走るから借金減るんだよ」と宇宙さんは言います。

早起きしてジョギングすることも、借金返済につながるとのこと。

つまり、オーダーした後に起こるあらゆる出来事は、オーダーをかなえるために起きているということです。

宇宙にオーダーすると、人間の想像を超えた宇宙の叡智によって、オーダーをかなえるための道筋ができます。

そこには会社をクビになるとか、恋人に振られるなど、表面的には不幸に見える出来事も起こるかもしれません。

これは、オーダーした当人が本気なのかどうか、宇宙が試しているのだといえます。

すべては宇宙の采配だと思って「やった、これで願いがかなったぞ！」とつぶやきましょう。

これを「紐づけ口ぐせ」と呼びます。

あらゆるエネルギーは、その存在を信じてもらえてこそ力を発揮します。

宇宙の力を信頼し、愛することができれば、願いはどんどんかないます。

コイケ氏が宇宙さんに借金返済のオーダーをしてから3年ほど経ったときのことです。

新しいテナントに自分の店を移転するというチャンスが訪れました。

「やった、これで願いがかなったぞ！」という口ぐせを実行していたとはいえ、お金のないコイケ氏にとって、銀行が追加融資してくれるかどうかが問題でした。

宇宙さんに相談してみると「愛してるビームで、だいたいなんでも解決するんだよ」とのこと。

半信半疑のままコイケ氏は、銀行の担当者の眉間に向かって心の中で「愛してるビーム！」を放ちました。

するとその新しい担当者は親身に話を聞いてくれ、信頼関係を築くことができ、コイケ氏は無事に融資を受けられたということです。

これが宇宙さんから学んだ「願望達成の3つのオキテ」でした。

ある日、コイケがとあるセミナーに参加したときに「やりたくないことを書き出す」というワークをしました。

その結果「接客したくない、在庫を持ちたくない」などといった自分の気持ちに気づくことになります。

「イヤならやめちゃえば？」という宇宙さんからメッセージもあり、コイケ氏はアパレルショップをやめ、ブレスレット制作のほうに集中することに決めました。

「自分のやりたいことだけで食べていく」と決意したことで、不思議とブレスレットの売り上げも増えていったということです。