『ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ』
前回の記事からの続きです。
潜在意識の記憶をクリーニングし続けることで、自分も周りの人も本来のあるべき生き方ができるようになります。
表れる記憶に感謝する
仏教の教えで大切なのは、無になることで本当の自由を得られるということです。
ここはホ・オポノポノも同じです。
なぜそうなのか、どうしてか、などというのは重要ではなく、どうやって手放してゼロになるか、自由になるかが問題です。
潜在意識の記憶の再生によって問題が引き起こされているのだと気づいたら、次はその記憶を消去する方法についてです。
一言でいうと、再生した記憶に感謝するのです。
何か体に不調があるのであれば、その不調を起こしている記憶に対して「見せてくれてありがとう」と感謝します。
感謝せずに抵抗したり嫌悪したりしがちですが、そうすると問題が拡大していきます。
ホ・オポノポノの方法
冒頭でも述べていますが、ホ・オポノポノで大切にしている言葉は以下の4つです。
- ありがとう
- ごめんなさい
- 許してください
- 愛しています
これらの言葉をかける相手は、自分のインナーチャイルド(潜在意識)です。
「ごめんなさい、許してください」を省略して「ありがとう、愛しています」だけでも大丈夫です。
もっと言えば「愛しています」だけでも構いません。
というのも「愛しています」の言葉に「ありがとう、ごめんなさい、許してください」の気持ちが入っているからです。
何を意味しているのかなどを理解していなくても、ただ声に出す、もしくは心の中で言葉にするだけで、潜在意識の記憶が変換されます。
「ありがとう」には「愛しています」と同じ効果があり、代わりに「大切です」とい言葉でも構いません。
ホ・オポノポノ・ソング
音楽家の瀬戸龍介氏がインスピレーションを得て作曲したのが『ホ・オポノポノ・ソング』。
富士山の景色が美しい道をドライブしていたら、自然にメロディが口から出てきたとのこと。
(良い時代になったもので、Amazonミュージックで最後まで聴けます。今この曲をBGMに記事を書いてます)
インナーチャイルドをケアする
ホ・オポノポノでは潜在意識を無邪気な子どもとして捉え、インナーチャイルド、ウニヒピリと呼びます。
このインナーチャイルドはもともと天使のような存在ですが、放ったらかしにされていたことでネガティブな記憶を増幅し、現実の投影してしまうのです。
母親の役目を果たす顕在意識からインナーチャイルドに向けて「愛してます」と言うことで、その痛みを浄化できます。
そして母と子(顕在意識と潜在意識)は父(超意識)のところへ行き、三位一体となり神聖なる知能とつながります。
インナーチャイルドを愛するというプロセスをとばして超意識とつながろうとしてもうまくいきません。
「見せてくれてありがとう」
インナーチャイルドが愛されていないと感じると、さらに心を閉ざしてしまい問題は大きくなります。
大変だと思うようなことが起きても、「なぜ自分がこんな目に」などと考えず、積極的に感謝する必要があります。
なぜならその出来事はインナーチャイルドが必死に見せてくれているからです。
インナーチャイルドを優しくなでて、ハグをして愛で満たしてあげましょう。
心からの愛情をこめてあげないと、インナーチャイルドの協力は得られません。
よしもとばなな氏とインナーチャイルド
作家のよしもとばなな氏は小さい頃から自分自身のインナーチャイルドの存在に気づいていたそうです。
ばなな氏はヒューレン氏のインタビュー記事を読み「その辛辣さが真実の愛であることが、似たものを持つ私にはすぐわかった」と語っています。
(僕もばなな氏の小説を何冊か読んだことがありますが、確かに心の奥に響く何かを感じます)
自分の認識とインナーチャイルドとの関係がきちんとしていれば、すべては上手くいきます。
【記事6に続く】
『ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ』イハレアカラ・ヒューレン インタビュー 櫻庭雅文
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