スピリチュアルカウンセラー並木良和氏の書籍の概要を紹介します。
前回の記事からの続きです。
今回は具体的なワークの内容を紹介します。
僕なりにかいつまんで概要を説明する形になるので、詳しく知りたい方は本書の第 in5章を実際にお読みください。
6つのステップ
並木氏は宇宙意識(ハイヤーセルフ)につながるためのワークとして、本書では次の6つのステップにまとめられています。
- 「目を醒まして生きる」と決める
- 地球のアセンションの波と同調する
- グラウンディングする
- 自分を100%の愛で満たす
- 統合する
- 望む現実へ移行する
それぞれの要点を順を追って説明していきます。
「目を醒まして生きる」と決める
目の前に映る現実は鏡のようなものです。
「鏡は先に笑わない」、つまり自分自身の内面を変えることを意図しましょう。
アインシュタインは「いかなる問題も、それをつくりだしたと同じ意識によって解決することはできない」と言いました。
問題を解決するには意識を変える必要があり、そのためにまずあなたが「目を醒まして生きる」と決めるのです。
つらいかもしれませんが、自分の現実を創っているのは自分だと認めましょう。
地球のアセンションの波と同調する
目を醒ますと決めたら、次は地球のリズムと同調します。
母なる地球はどんどん波動を上げているので、その流れに乗ることが大切です。
楽な姿勢で座り深呼吸をして、以下のステップでイメージしていきます。
- 自然豊かな場所に立っている。
- 足元にある跳ね上げ式の扉を開けると階段があるので降りていく。
- クリスタル製のエレベーターがあるので入る。
- 「地球の中心」まで降りていく。
- 到着したらそこは自然豊かな空間で、心地よくて暖かい。
- 置いてあるクリスタル製のしなやかな椅子に座り、シートベルトを閉める。
- 目の前に光の箱が現れ、デジタルの数字が上下2段に表示されている。
- 上の段は100と書かれていて、下の数値は自分の地球とのシンクロ率なので、何%なのか直感でイメージする。
- 自分のシンクロ率が100%になるまで、地球のリズムに合わせて呼吸をする。
このエクササイズを定期的に行い、シンクロ率をチェックするようにしましょう。
グラウンディングする
地球の上昇する流れに同調したら、そこから外れないようにバランスをとる必要があります。
その方法がグラウンディングであり、地に足がついた感覚になり、生きているという充実感が湧きます。
椅子などに腰掛け、足の裏を地面につけて、背筋を伸ばしてリラックスします。
目を閉じて深呼吸をし、以下のようなイメージをしていきます。
- 尾てい骨のあたりに光の玉がある。
- 光の玉から地球の中心に向かって光のコードが伸びていく。
- コードの先端をコンセントを差し込むように地球の中心にガチっとつなぐ。
つなぐイメージは自分なりにアレンジすればオーケーです。
日常生活で疲れやストレスが出てきたら、グラウンディングをして地球の中心にそれらを送りましょう。
疲れやストレスは浄化され、エネルギーとしてまた戻ってきます。
朝起きたときの習慣にすることで、明晰な意識で1日を過ごせるようになります。
自分を100%の愛で満たす
自分らしく生きるために大切な要素は「愛」です。
オクタヒドロン(正八面体)をイメージして、自分を愛で満たす方法を紹介していきます。
(この形は二極性の統合やバランスをとることを可能にするらしい)
楽な姿勢で座り目を閉じて、以下のエクササイズを行います。
- 自分がすっぽり入るくらいのオクタヒドロンをイメージする。
- その中で数回深呼吸しているうちに、自分が透き通っていく。
- 宇宙の高いところからピンク色の愛のエネルギーが降りてきて、あなたの頭頂部から入って全身を満たしていく。
- その愛のエネルギーをハート(胸の真ん中)に取り込んでいく。
- 愛は身体の外側まで広がり、オクタヒドロンの中を完全に満たす。
このように自分を愛で満たす習慣をつけることで、いつでも安定感や幸福感、喜びを感じられるようになります。
宇宙意識の本質である「無条件の愛」と共鳴し、目醒めを加速していくことになります。
あなたが存在しているのは、宇宙から愛され認められているということです。
「統合」のワーク
これから「統合」と呼ぶ、本来の自分を思い出すプロセスを紹介します。
果てしなく広がるプラチナシルバーのフィールドに立っているところを想像しながら、以下のワークをおこないます。
- 足元には銀河のようなスパイラルが渦巻いている。
- フィールドに平行するように筒状のエネルギーがあり、あなたと「源」をつないでいる。
- 軽く目を閉じ深呼吸して、目の前のスクリーンに問題と思っているものを映し出す。
- その映像から怒りや不安、恐怖などの感覚、感情を捉え、胸のあたりでオクタヒドロンの形にする。(これをバイブレーション・ビルディングと呼ぶ)
- 形づくられたオクタヒドロンに暗くて重たい色を加え、重さを与える。
- 重さは何億トン、大きさはビルや惑星というように、想像できるかぎり大きくする。
- オクタヒドロンを両手で挟み、前面に押し出して自分と切り離し、筒状のエネルギーの中に入れる。
- オクタヒドロンは右回転しながら「源」まで吸い込まれていき浄化され光となる。
- 自分の周りを覆っている灰色のドームを両手で開き、「源」で浄化された光を身体に取り込む。
- 自分の周波数が上がるにつれて、立っているプチチナシルバーのフィールドごと上昇していく。
- 取り込んだ光で新しいライトボディ(光の身体)を創り、その新しい身体で深呼吸する。
- すべてと一つになっている感覚を味わいながら、全身にダイヤモンドの光を集め、ダイヤモンド製のしなやかな肉体を創る。
だいたいこんな感じです。
一連のプロセスをやってみて少しは軽くなったものの、再び同じような不安が上がってくることがあります。
しかしその不安は前と同じではなく、更に下にある層が出てきたものなので、続けることでどんどん質が変化していきます。
この方法で、心地よくないバイブレーションを捉えるたびに、どんどん外していきましょう。
習慣化することであなたの波動は上がっていき、ハイヤーセルフ(宇宙意識)と確実につながっていきます。
望む現実へ移行する
想像力は「創造力」につながっています。
僕たちが何かをイメージすることで特定の周波数が発生し、それが出来事を引き寄せるのです。
地球という場所に生きていると、どうしても思考はネガティブに偏りがちで、また「やりたい」と「でもできない」がセットになってしまいがちです。
望む現実に周波数を合わせ、スムーズに移行していく方法を紹介します。
- あなたが体験したい現実を選ぶ。
- 目の前に「どこでもドア」を出現させる。
- ドアノブに手をかけ扉を開き、望む世界き足を踏み入れる。
- 後ろ手で扉を閉め、指をパチンと鳴らして「とこでもドア」を消す。
- この新しい世界を見回すと後ろ姿の自分自身がいるので、そこに向かって歩き、スッと重なる。
- 新しい自分としての喜びや幸福感を味わう(実際にパラレルワールドへの移行が終わっています)。
- 深呼吸しながら、そのままその世界に居続け、自分を馴染ませる。
以上、6つのステップの概要をまとめました。
もしも惹かれるものがあったらぜひ使ってみてください。
もちろん目を醒ましていく方法は他にもいろいろあります。
あと大切なこととして「現実を良くする(変える)ために統合するのではない」と知っておいてください。
目を醒ますのが目的で、その過程で現実が良くなっていくということなので、方向性を見失わないようにしましょう。
(次の記事に続く)
『ほら起きて!目醒まし時計が鳴ってるよ』並木良和 著
コメント