『はたらく細胞』コミック1巻の紹介と感想

読書

はたらく細胞』漫画の1巻がキンドルアンリミテッドで読めるので紹介します(2022年7月現在)

面白いし構成もしっかりしていて、読んでいるうちに人体の仕組みを理解できてしまうのが特徴です。

赤血球と白血球をはじめとした、擬人化されたキャラたちとストーリーを追っていくだけでも楽しいので、一石何鳥になっているかわかんない。

さっそく漫画もしくはアニメ版を観てほしいのですが、その前に概要を知りたい人もいるかもしれないので記事にしておきます。

各エピソードに教訓がある

たとえば2話目のスギ花粉の話を読むと、なぜアレルギーの症状が出てしまうのかがわかります。

侵入してきた花粉を退治するために、それぞれの細胞たちが各自の仕事をまっとうしようとしたために、過度な反応になってしまうというちょっと悲しい話。

薬として人体に入ってきたステロイド剤が、敵味方もろとも破壊する平気として描かれているのも感慨深いものがあります。

特徴を描かれたキャラたち

主人公格は配達員として働く女性(赤血球)と、警備員として働く男性(白血球)。

軍隊のような熱いキャラとして描かれるキラーT細胞たちや、幼稚園児のような血小板たちなど、みんな個性的かつしっかり特徴がとらえられています。

1話では忍び込んでいた菌に赤血球が襲われそうになり、壁の穴を抜けて白血球が助けに入るシーンがあります。

これは白血球の「遊走」という、血管の内外に出入りできる特徴を示したもの。

読んでるだけで普通に勉強になることばかりです。

楽しんだほうが記憶に残る

もちろん、何億何兆個単位で存在する中、特定の赤血球と白血球が何度も再会するようなことは現実にはないと思います。

その辺は単純にフィクションとして楽しみましょう。

話が飛びますが、僕は日本の都道府県の名前と場所をだいたい覚えてますが、それは子どものころ桃太郎電鉄(桃鉄)というゲームでたくさん遊んだから。

学校の社会の授業だけではほとんど覚えられなかったかもしれません。

学びにはエンタメが混ざったほうが、たくさん記憶に残るんだと思います。

はたらく細胞クオリティで他の分野も学びたい

ゲームでも漫画でもいいので、楽しみながら学べるっていうのはまさに一石二鳥。 

日本や世界の歴史ものや偉人ものを漫画にまとめたものも、僕はこれまでにいくつか読んできました。

しかしながらそれらのクオリティはピンキリであり、どうも絵が好きになれないということもしばしば。

学べる系の漫画が全部『はたらく細胞』くらいのクオリティだったらいいのにと思います。

はたらく細胞(1)

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