『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』
前回の記事からの続きです。
今回で本書の最後までを要約します。
借金返済もあと少しであり、仕上げのような感じでコイケ氏は宇宙さんから「究極の入金口ぐせ」を教えてもらいます。
そして無事に借金を完済した夜、彼は宇宙さんと改めて語り合います。
そこで「時間は未来から過去に流れている」ということを知り、彼は過去の自分にメッセージを送るのでした。
お金にとって心地よい環境を
心理学講座を受けるために東京に出向いていたコイケ氏は、デパートにて以前から欲しかったポールスミスの財布を見つけます。
「使っていて気持ちのいい財布を持つことは、お金が入ってくる大事なステップだ」と宇宙さん。
いわく、世のお金はエネルギーレベルでお互いに情報交換しているとのこと。
お金に好かれる使い方をすれば、また自分のもとに戻ってくるのです。
なので、お金が心地よく過ごせる環境づくりから始めましょう。
究極の入金口ぐせ
財布を購入したその日から彼は、お札をキレイに揃えるなど、居心地のいい財布づくりを心がけました。
そうしてしばらくすると、宇宙さんが「究極の入金口ぐせ」を教えてくれます。
お金を払うときは「払えるオレってすげえ」と、心の中で叫ぶことです。
そして、お金に「ありがとう。行ってらっしゃい。お友達を連れて帰ってきてね」と言います。
また、お金が入ってきたときは「おかえりなさい。ありがとう。愛してます」と言いましょう。
コイケ氏の場合は毎日、お店のレジ締めのときに言っているそうです。
これらを習慣にすることで、自分のもとにお金がどんどん集まってくるようになります。
そして借金完済へ
こうして、借金を前倒しで返せることを日々実感するコイケ氏。
宇宙に借金返済をオーダーしてから9年が経ち、完済の日は予定より1年早く訪れました。
彼は心の中でガッツポーズをしながら、最後の約20万円を日本政策金融金庫に支払いましす。
その後は家族で寿司屋に行ってお祝いをしました。
すると、彼の娘さんが不思議なことを言い出します。
自分が産まれるとき、パパとママを選んで「そこに産まれることに決めました」と神様に言ったとのこと。
それを聞いてコイケ氏は改めて幸せを実感するのでした。
エピローグ
その夜、コイケ氏はあえて発泡酒を冷蔵庫から取り出し、宇宙さんと静かに乾杯しました。
宇宙さんに9年前「やめるなよ」と声をかけてもらわなければ、死ぬか自己破産するかのどっちかだった、と彼。
「世界一の妻に会わせてくれて、娘たちを僕のところに呼んでくれて、本当にありがとうございます」
宇宙さんは聞きながらも「あのとき『やめるな』と言ったのはオレじゃない、今のおまえだよ」と言いました。
宇宙には時間の概念がない。しいて言うなら時間は未来から過去に流れている。
未来からの声は過去に届き、そして過去は変えられるということです。
だから今、コイケ氏は過去の自分自身にメッセージを送るように言われました。
「やめないで。今やめたらダメだよ。君は必ず幸せになれるんだから」
「じゃ、過去のコイケを教育してくるから、また後でな」そう言って、宇宙さんは消えていくのでした。
終わりに
以上、12記事にわたって本書を紹介してきました。
内容もわかりやすさも、願望実現系の本の中ではトップクラスだと思います。
自分はオーディオブック版を持っていて、もう何度聴いたかわかりません。
(ナレーター桑原氏による声の使い分けが非常に素敵です)
この要約記事を通して、本書を多くの人に知ってもらえれば嬉しいです。
最後に著者のコイケ氏、宇宙さんにならい、読んでくれた皆さんに向けて……
愛してるビーム!
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