斎藤一人さんの本『知らないと損する不思議な話』。
オーディオブックの聴き放題プランで聴いてみて面白かったので紹介します。
本書を通して伝えたいことは、
「私は愛と光と忍耐です」
と1日100回言えば奇跡がいろいろと起こるよということです。
こう言われて深く納得できる人は残りの文章を読まなくても大丈夫です。
本書は2部構成
前半は「愛と光と忍耐です」を1日100回、10日間以上言い続けた人たちの体験談です。
合間に斎藤一人氏(以下、一人さん)によるコメントが入ります。
体験談はささやかながら、でも確実な変化だと思えるものが多かったです。
一人さんも「奇跡といってもみんなモーゼみたいに海を割ったりするわけじゃなくて、その人にとっての奇跡が起こるんだ」と話します。
後半は一人さんの講演録を文章に起こしたものです。
忍耐とはなんなのか
僕としては最初、「愛」と「光」はわかるけど「忍耐」という言葉がどうもしっくりきませんでした。
この言葉にはあまりポジティブなイメージがなく、アファメーションのように唱えるのはどうなのか、という思いがありました。
でも本書を読み進めたり、実際に言っているうちに自分の中で浮かんだのが「忍耐とは低反発枕みたいなものだ」ということ。
ぶつかってくる力をクッションのように受け止めて、分散させるのが「忍耐」なのだなと妙に納得しました。
無理したり我慢したりするのとは全く違う性質のものです。
本来の自分に戻る
一人さんいわく神の持つ要素が「愛と光と忍耐」とのことです。
神というのはアラーとか、ヤハウェとか、大日如来とか、天御中主神とかどう呼んでもいいけど「宇宙のすべて」みたいな存在。
そして神の「分け御霊」であるのが私たち人間なので、「私は愛と光と忍耐です」という言葉は本来の自分を表現しているということなのです。
今の自分を乗り越えて高みに上がるというよりも、もともとの自分自身に戻るのだというニュアンスですね。
最近は並木良和氏の本もよく読んでいたので、このような話は割とすんなり受け入れることができました。
好転反応
一人さんは「予防注射」として、「これ言ってると最初は気分悪くなるからね」と言うそうです。
実際、僕も「忍耐です」と言うときにちょっと吐きそうになってました。。
でもこれはいわゆる好転反応で、泥水が満タンに入ったコップに一滴ずつきれいな水を足していけば、最初は泥水があふれてくるということです。
「愛」という言葉に好転反応を示す人もいるようで、自分に欠けているものが入ってきたときの反応だともいえます。
ちなみにこのように気分が悪くなったりしない人は、最初からそこまで心が汚れていないらしいです。
とりあえず10日間以上続けよう
などと書いている自分は今現在、6日目くらいではありますが。
「私は愛と光と忍耐です」
この言葉を1日100回以上、10日間以上言い続けましょうというのが本書のテーマです。
また10日経ったからもう大丈夫、というものでもなく、ずっと言い続けたほうが良いです。
一人さんの本が面白いという話はよく耳にしていましたが、僕は朗読版という形で読む(聴く)きっかけができました。
この記事だけでは納得しきれない部分があるなら実際に読んでみることをおすすめします。
(オーディオブックの聴き放題プランを無料体験すれば、期間中にいろんな本が聴けて良いと思います)
『知らないと損する不思議な話』斎藤一人著
コメント