並木良和著『最適化の世界』
前回の記事からの続きです。
自分自身と一致する、つながることで最適化が発動するということを、これまでの記事で説明してきました。
今回はそのための方法として著者の並木さんが提唱する「グラウンディング」と「センタリング」を紹介します。
これから方法をざっくりと説明していきます。詳しく知りたい方はぜひ本書のほうを読んでみてください。
自分を取り戻すためのワーク
グラウンディングおよびセンタリングを習慣にすることで最適化が起こり、ふさぎ込む世界からも解放されます。
自分自身とのつながりや、人や世界とのつながりを感じ、何をすればいいのかがわかるようになります。
これまで暗闇だと思っていた世界が、急に開けてくるように感じるはずです。
これらは自分を取り戻すためのエネルギーワークです。またはイメージワークとも呼びます。
グラウンディングの手順(前半)
以下、グラウンディングのやり方について説明していきます。
まず椅子などに座り、両足の裏は地面につけ、背筋を自然に伸ばします。
目を閉じ、深呼吸をしながら尾てい骨のあたり(第1チャクラ)に意識を向けてください。
(ヨガをする人なら聞いたことあると思いますが、チャクラとはサンスクリット語で円とか車輪を意味します)
(チャクラは気やエネルギーの出入りするエネルギーセンターで、体に7箇所あるといわれています)
尾てい骨にソフトボールくらいの光の球があるのをイメージします。
光の球から光のコードが下に伸びていくのをイメージして、地面をどんどん潜って地球の中心まで伸ばしていってください。
グラウンディングの手順(後半)
地球の中心まで届いたら、そこに光のコードをつなげます。
コンセントのように差し込んでもいいし、ぐるぐる巻き付けてもいいので、自分にしっくりくる方法でイメージしてください。
つながったら、今の自分の体の疲れや、ネガティブな感情に意識を向けます。
体にネガティブなエネルギーが黒い煙として充満しているようなイメージをします。
そして息を吐きながら、光のコードを通して煙を地球の中心に流していってください。
地球の中心は波動が高い状態なので、どんなネガティブなエネルギーでも浄化してくれます。
浄化され、真っ白な光に変わったエネルギーは、コードを伝って自分に戻ってきます。
この一連の流れを数回くりかえし、体に光が満ちるのを感じたらグラウンディングは終了です。
毎朝と毎晩やってみよう
エネルギーワークは毎日、朝起きたときと寝る前にやるのがおすすめです。
目覚めがすっきりし、疲れがきれいに取れていきます。
そして、ハイヤーセルフすなわち高次元の存在から、直感的に情報やメッセージを受け取れるようになります。
なので、地球につながれば宇宙ともつながるのだともいえます。
ワークの手順は、言葉にすると複雑に見えますが、慣れれば数分でできるものです。
センタリングの手順(前半)
グラウンディングができたら、次は「センタリング」をやってみましょう。
脳の真ん中にある間脳を「自分の中心」と定め、意識を集中させるワークです。
意識する位置は「だいたいこのあたりかな」くらいのイメージでよく、あとは体の叡智にまかせておけば大丈夫。
頭の中心にて、クリスタルでできたドーム状の部屋をイメージします。
その部屋に入ると最初は真っ暗なので、スイッチを入れて明るくしてください。
すると、自分以外のいろんな人がいるので、彼らに「1人にさせてください」と言います。
キッパリと伝えれば、みんな壁を抜けて消えていくので、あとはその部屋に残った汚れやゴミを掃除してください。
センタリングの手順(後半)
自分の足元に跳ね上げ式の扉があり、開けると地球の中心につながる穴になっています。
そこに、部屋中から集めてきた汚れやゴミ、掃除に使った用具などもまとめて放り込んでください。
キレイになった透明な部屋にて、中心に1人で座り、以下のように心の中でつぶやきます。
「私は、この頭の中心から自分の前人生を操縦します」
最後、頭上に光の球体があるのをイメージし、息を吸いながら球体が細かい光の粒となって自分に降りてくるのをイメージしてください。
深呼吸しながらゆっくり目を開けて、センタリングを終了します。
【記事09に続く】
並木良和著『最適化の世界』
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