並木良和著『最適化の世界』
これから数記事にわたって本書を要約していきます。
この記事を書き始めているのは2021年12月半ばの、もうすぐ冬至という時期。
著者の並木氏は、本書を含むさまざまな場面で、目醒めるかどうか選択するリミットを語っています。
(並木氏は「目醒め」という文字を使うのでこの記事もそれに合わせます)
とはいえ、本書の存在を知った、あるいはこの記事にたどり着いたタイミングが2021年冬至をとっくに過ぎていたとしても大丈夫。
そういった人は、心の奥で以前から目醒めることを決めていたからこそ、このような情報を目にするからです。
これからの新しい生き方
これからの新しい生き方のスタンダードとなるのが「最適化」です。
今のあなたが悩みで悶々としているか、ワクワクしているかどうかに関わらず、今自分に起きていることは必然です。
本書に興味を持ち、この記事に目を通している時点であなたの最適化は始まっているということ。
最適化とは、身のまわりのすべての物事が最適な状態になるということで、あなたが望もうと望むまいと始まります。
引き寄せの法則と最適化
確たる目標などが必要な「引き寄せの法則」とは似て非なるもの。
明確な夢がなく、何をしたいのかもわからないという人でも、本来の自分を取り戻しさえすれば最適化が起こっていきます。
特に願わなくても、あなたに最適なものが最適なタイミングで届くようになるのです。
変化の激しい世界で不安を感じるかもしれませんが、この先にあるのは真の幸福。
そうなるための準備ができているからこそ、あなたはここまで読み進めているわけです。
「目醒め」を選択した人に最適化が起こる
今がいつであろうと、あなたがこの瞬間にこのメッセージを読んでいることに意味があります。
並木氏はいつでも「目醒めるときがきましたよ」と伝えるにとどまっています。
そこからどちらの方向に進むのかは、それぞの選択にまかせるというスタンスです。
眠り続けることを選んだ人が悪い、ということは決してありません。
ただ、これからの人生はどっちを選択したかでまったく違ったものになり、目醒めて生きる人には最適化が起こるようになります。
たとえば仕事、または家族のことなどで、不思議と素晴らしい運命が待っているはずです。
欲や執着の思いは重い
似て非なるものである「引き寄せの法則」の立場では、目醒めからは逆走する立場となります。
この法則自体は真実であり、嘘偽りなく誰に対しても働いています。
ただ『ザ・シークレット』などのベストセラーによって世界で流行したため、人々の執着が地球のエネルギーを重くしてしまいました。
自我の想念、欲の想念が人々から発信されると、それらは決して軽やかなエネルギーとはならないのです。
これは多くの人が、法則の背景を理解せず、自分の願望だけにフォーカスしたからです。
ベースの意識が「ない」か「ある」か
最適化は、ただ本来の自分自身でいるだけで自動的に起こります。
引き寄せの法則を使い、自我やエゴを通して無理に物事を引っ張ろうとする動きとは逆なのです。
自分の在り方を「最適化」に移行することは、地球の進化を助けることにもなります。
(ここまで読んで、僕は『ニューアース』の書籍で語られていた内容につながると思いました)
あなた自身の目醒めを加速させることで、地球の波動を上げるサポートにつながるのです。
引き寄せの法則を誤解すると、支配構造の世界に同調することになります。
支配することからも、支配されることからも手を引くことで「最適化」に移行できます。
引き寄せの法則を使う場合は「ない」という意識がベースになるのに対し、最適化では「ある」という意識がベースにあります。
なので、同じことが起こったとしても、意識の在り方がまったく違うのです。
【記事02に続く】
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並木良和著『最適化の世界』
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