【渦の法則】要約と感想(後編)

読書

テラコアンテラ著『優しい実践スピリチュアル 宇宙人が教えてくれた渦の法則』。

前回の記事からの続きです。

本書では引き寄せの法則を「渦」の概念によって説明されています。

願いの叶った未来というのはすでに存在していて、渦のトンネルで今と繋がっているイメージです。

次元を超えたところに飛躍がある

僕たちは原因があるから結果がある、過去があるから未来があるというふうに繋げようとしますが、それは制限のある思考です。

飛躍の鍵は次元を超えたところにあります。

「なぜだかわからないけど」うまくいった、というように、因果関係をつなげられないのが4次元の世界。

5次元はすべてが感謝で満たされていて、思ったことが全て叶っている世界です。

3次元の世界から4次元、5次元の世界へと、自分次第で行くことが可能です。

そのためには覚悟を決め、今どんなに良いと思えること、悪いと思えることが起きてもすべて受け入れてください。

現象に一喜一憂して原因を探したりしていると、一瞬で3次元の世界に戻ってしまいます。

渦のトンネルを通過中は4次元の世界にいるとも言えます。

感情と病気の関係

心の中を感謝で満たしているとき、僕たちは5次元の世界にいます。

今に感謝することで感謝できる未来の世界がつくられ、その世界への道もできるわけです。

この瞬間の思考や感情がこれからの世界をつくるのです。

感情と病気の関係においても同じ仕組みになっています。

例えば怒りの感情を発すると、そのエネルギーはブーメランのように返ってきて、針ののうに体に刺さります。

負の感情エネルギーを体の各器官や臓器受け取り、病気につながっていきます。

病気と渦の法則

心や感情がネガティブだと、自分の中で足りないものや、減っていくものばかりをフォーカスします。

病気は自分の気持ちと向き合うためのメッセージとして現れたものだとも言えます。

例えば怒りの感情エネルギーは肝臓に刺さり、最終的に肝臓を病むことになります。

ここで大事なのが、怒りの感情を発することで「肝臓を病んだ未来」と今とが渦のトンネルでつながるということ。

肝臓を病んだ現実に向かうために、自分の無意識の行動として体の酷使、夜更かし、酒の飲み過ぎなどが起こるのです。

感情が先、行動や現象が後なのです。

ただし感情の良し悪しに関わらず、この肉体は次第に老化していくものだということを受け入れましょう。

自分の中の「べき」を手放す

自分の感情を押し殺すことで、新たな負の感情が生まれて病気につながります。

病気になったときは自分自身を見つめなおす必要があります。

何かを我慢していないか、何か許せないことはないか、罪悪感にさいなまれていないか、等。

ネガティブな感情を発する要因として「自分の作ったルールで世界を見ている」ということがあります。

自分の中の「こうするべきだ」「こうであるべきだ」という「べき」の数々を手放していけばいいのです。

それぞれの人がそれぞれのルールを持っていて、相手に自分の世界のルールを押し付けようとすると苦しくなります。

気づくことで感情は解放される

水面下に氷がある状態をイメージしてください。

その氷を水面上に出して光を当てると次第に溶けていきます。

このように、僕たちの心の奥に潜んでいるネガティブに感情も、ただ気づいてあげることによって解放されていくのです。

この感情は他人に同調してもらうことで一時的に楽になることもありますが、気づき、手放し解放するという作業は自分にしかできません。

そして、気づきを与えてくれた病気、犠牲にらなってくれた自分の身体の器官や臓器に感謝できれば、僕たちの魂のレベルは上がります。

「許す」ことで人生が楽になる

僕たちはたくさんの許せないことをかたくなに握っています。

他人に自分のルールを採用させようとするおから許せなくなるのです。

自分の世界のルールや制限を外していくことで自由が増えていきます。

そして「許す」というのは主に「自分を許す」ことが大半を占めていることに気づくでしょう。

自分を許すことができれば相手のことも簡単に許すことができます。

起きた出来事+気づき=感謝

この方程式はどんな場面でも当てはまります。

気づくことで感謝が生まれ、感謝できないのは気づいていないからです。

出来事に一喜一憂せず、今この瞬間にできるかぎりのエネルギーを注ぎましょう。

終わりに

以上、「宇宙存在」「渦」などの特徴的なワードが出てきますが、本質的な部分はその他の引き寄せ系と矛盾することはありません。

キンドルアンリミテッドで一読してみることをおすすめします。

優しい実践スピリチュアル 宇宙人が教えてくれた渦の法則

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