引き寄せ界隈では有名な、謎に包まれたロシア人、ヴァジム・ゼランドによって書かれた『タフティ・ザ・プリーステス 世界が変わる現実創造のメソッド』。
まずは日本語版が刊行されたこと自体に感謝しかありません。訳者さん、出版社さん、関係者の方々ありがとう。
『リアリティ・トランサーフィン』のシリーズと同じ世界観で、時空を越えてきた巫女のタフティさんが、この世界の仕組みや、自由に生きていく方法を丁寧に教えてくれます。
タフティさんの性格が面白くてだんだんクセになってきますが、それはそれとして説明してくれる内容はいい意味でぶっ飛んでいます。
何度も読み返すべき本ということはわかりました。とりあえず今回は、最後まで読み通した読後感のようなものを書いておきます。
三つ編みを起動させる…?
まず、この世界には映画の台本のようなものがあって、生きている人のほとんどはそれに気づかずに台本通りの人生を送っている。
それは、自分は起きていると思っていながらも実際は眠っていて、本当に目覚めてはいないということ。
本当に目覚めるための方法があるのよ、とタフティさんは言います。「三つ編み」を起動させるとのこと。
実際の髪は短くてもいいから、頭の後ろにうなじから肩甲骨にかけて三つ編みがあることをイメージする感じだと思います。
その三つ編みをちょっと浮かばせて、その先端部を意識する……なんともいえない心地よさがあるようなないような。
ただの登場人物から抜け出す
とにかく、この世界には過去から未来までの台本がすでにあって、映画の一コマ一コマが次々に再生されているだけだと考えます。
今ここに意識を向ける練習をしていると、そのコマひとつひとつを体感できるようになり、すべては台本通りなんだってわかるようになるらしいです。
しかし話はここで終わりません。台本通りに全部決まっているのは、この世界という映画の登場人物として存在しているからです。
登場人物という立場から抜け出し、映画のフィルムをすり替える方法があるらしい。その方法も書いてあったはずですが、忘れました。もっかい読みます。
内的意図と外的意図
自分をとりまく現実を変えるために、多大な努力が必要と感じてじたばたしてしまうのは、「内的意図」が働いているから。
そうではなく「外的意図」を働かせれば、意外にすんなりと状況は好転するみたいです。
内的意図は頭で考えて自分が努力することで、外的意図は自分の外側、すなわち三つ編みの先っぽに意識をおいて、感じること……みたいな?
ここまで読んで、ちょっと何言ってるのかわかんないと感じたあなたは大丈夫です。僕もわかってないので。
終わりに
とにかく、もしもこのタフティさんの言う通りであれば、この世界でチートできるんじゃないかって思います。
しかも、誰からも気づかれず、妬まれたりもせずに。さりげなく難を逃れて楽に生きることも可能なのかもしれません。
ちなみに、あなたがここまで読んでしまったことも、僕がここまで書いたことも全部、たぶん台本通りです。
僕はまたこの本を読み直すし、あなたはとりあえずこの本をAmazonでチェックしてみるのも台本通り。ではまた。