掃除の「そ」、笑いの「わ」、感謝の「か」で「そわかの法則」。
この3つを大事にして生きていけば大丈夫という話です。
著者の小林正観さんはところどころで言葉遊びをしてくる人で、特にこの「そわか」は絶妙で僕は大好きです。
彼の本を初めて読むのであればベスト盤の『ありがとうの神様』か、この本がいいと思います。すごくいいこと言ってます。
その中でも個人的に記憶に残っている、残したいところを書き残しておくので、よかったら参考にしてください。
トイレの神様は金持ち
掃除の中でも、正観さんは特にトイレ掃除を推奨しています。
トイレ掃除をすることで、臨時収入が入るといういう謎の因果関係があるらしいのですが、僕の実感からもこれはマジかもしれません。
かなり前に『トイレの神様』という歌が流行したけれど、掃除することでトイレを司るウスサマ明王様が喜ぶとか。
正観さんは、立派に生きよう的な道徳的なことは言ってこないので、金が欲しいからトイレ掃除するという動機でもいいらしいです。
僕としては「あんまりやりたくないこと」の代表格としてのトイレ掃除をすることで、行動力が鍛えられて収入につながるのだろうと解釈しています。
笑うから面白いのだ
「面白いから笑う」は初級、「面白くなくても笑う」が中級、そして上級者くらいになると常に笑っているとか。
ニコニコしている人の近くと、怒っている人の近くでは、確かに空気感が違うように感じます。
笑うことで、体内でもNK細胞が増えて免疫力が増します。ガン細胞やウイルスに対する抵抗力が高まるらしい。
ちなみに職業柄、金額や時刻など「数字」にこだわらざるを得ない仕事の人は、ガンになりやすいそうです。
交通、金融、マスコミ関係…、こういった仕事に従事している方々は社会にとって必要ですが、ガンや病気から自分を守るためにも普段から「笑い」を意識しましょう。
ありがとうをカウントする宇宙の存在
「ありがとう」の語源は「有り難し」であり、今こうして生きているだけでも奇跡的なのだ、と感謝する言葉です。
正観さん風に言えば、「ありがとう」を言った瞬間その人から光が発信されて、宇宙で見ている神様が反応してカウンターでカチカチ数えているらしい。
「ありがとう」という言葉そのものにエネルギーがあるので、別に感謝の気持ちがこもってなくても大丈夫。
回数をこなす上で目標とするの2万5000回で、愚痴や悪口などが途中で入らなければ(まあ実質不可能なんだけど)奇跡的なことが起こってくるという話です。
ありがとうを言い続けることで起こる奇跡
僕の場合、「ありがとう」という言葉を淡々と、毎日1000回言うのを日課にしています。
歩きながらとか、車を運転しながらとか、休憩を挟みつつ約20〜30分かかるけど、習慣になってるので苦ではありません。
累計何十万回とかになってるはずで、さぞ劇的な奇跡が起こってるかと聞かれると、ぶっちゃけイエスともノーとも言いきれない。
もしかしたら、自覚していないところで災難を切り抜け、当たり前に思える幸せを享受しているのかも。
どちらにしても、こういうブログを見つけて、小林正観さんや斎藤一人さん、心理カウンセラーmasaさんの本とかに興味を持つなら迷わずやってみたほうがいいです。
終わりに
以上、本書は「そわかの法則」とはいうものの、最後の「感謝」に半分以上のウエイトがおかれています。
拾い読みするとけっこうぶっ飛んだ内容に思えるかもしれませんが、なぜか妙に納得できてしまう。
オーストラリアのエアーズロックの存在に納得できなかった正観さんが「あれは神様がある日ポンっと置いたんだよ」と誰かから聞いて「ああそうか」となったエピソードも僕は結構好きです。
僕がこの本を初めて読んだのはたぶん10年くらい前ですが、最近オーディブル版が出て聴いてみたらやっぱり良かったのでこうして紹介しようと思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
『そわかの法則』小林正観著
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