前回の記事からの続きです。
「なんとかなる」は最強の言霊であるという話です。
地道な努力よりも心の豊かさ
今すぐにでもこの苦しみから解放されたい、と思うこともあるかもかもしれませんが、あせらなくても大丈夫です。
大切なのは地道な努力などではなく、あなたの心の豊かさです。
心が豊かになれば、いいほうの並行世界にワープしてしまいます。
心の豊かさの逆で「人をねたむ」「あせってイライラする」などは、心の貧しさの表れです。
小さなことからでいいので、他人の成功に「おめでとう」と言ったり、今ある自分の幸せに感謝し、心を豊かにしましょう。
掃除が苦手でもなんとかなる
家の中にはいろんな神様がいるので、キレイにしておいたほうが神様たちが喜んで、いろいろとご褒美をいただけるようになります。
だからといって(僕もそうですが)掃除や片付けが苦手なことで自分を責める必要はありません。
「なんとかなる」と思っていれば、なにかのきっかけで掃除が楽しくなるかもしれません。
または想像範囲外の斜め上からくる解決策が現れることもあり得ます。
ただ、あなたがもしも汚部屋の住人だとしたら「自分のなかに何か許せないものを抱えていないかい?」と一人さんは言います。
図星だった場合でも解決法は「なんとかなる」という言葉です。
だんだん自分を許せるようになっていき、本気でなんとかなると思えたとき、現実はガラっと変わります。
解決できない悩みは神様にお任せする
悩むというのは学びの一つだから、悩んじゃいけないということはありません。
むしろ悩むことで私たちは魂を成長させていきます。
ただ、あなたの抱えている悩みがいまだに解決していない場合、それはあなたの手に負えないということになります。
つまり「神様にお任せしましょう」という合図であり、そうする方法が「なんとかなる」と言葉にすることです。
みんなが悩み苦しむのは「なんとかなる」という言葉のすごさを知らないからなのです。
子どもに伝えたいメッセージ
お子さんがいる方は、以下のことを伝えてあげてください。
「生きているといろんなことがあるけれど、なにが起きても、絶対なんとかなるからね。心配しなくても大丈夫だよ」
勉強が好きな子だったらいいけれど、嫌いな子に無理やりさせる必要はありません。
親の口癖が「なんとかなる」の家の子どもは、絶対になんとかなると思えるようになります。
1日5〜6回で良いので(多ければ多いほと良いけど)とにかく「なんとかなる」と言いましょう。
例えば一人さんにきた相談で「子どもの偏食がひどいのですが、なんとかなると思っていれば治るでしょうか」というものがありました。
この回答として「なんとかなる」と思うところまでは正解だけれど、偏食が治るかどうかはわからないということです。
偏食が治るかどうかは心配しなくてもよくて、なんとかなると信じていれば、現実は勝手に変わっていきます。
一例としては、その子にあったサプリメントが見つかって栄養の心配がなくなるなど。
「こんなことじゃいけない」と子どもを脅すほうが、よっぽど悪影響があるので、なんとかなるから大丈夫だよと言ってあげましょう。
人付き合いはシンプルに考えよう
人付き合いにおいては、嫌な人は相手にしないのが基本です。
たとえ仲間外れにされたとしても、自信をもって「なんとかなる」を貫いていれば、なにかしらの形でうまくいくものです。
結婚生活でも、相手のことが嫌になって別れようかどうか悩んでいるとします。
この場合、一緒にいてもなんとかなるし、別れてもなんとかなるのです。
どちらでもうまくいくから、あなたの好きなほうを選べばよいのです。
もしくは相手の方から別れを切り出してくるなど、自然な流れが生じるかもしれません。
自分で苦渋の判断をせず、難しい問題は神様にお預けしてしまえば、必ず一番いい形で解決するでしょう。
大きな望みも「なんとかなる」で叶う
「仕事」と名の付くものは必ず儲かるようになっていて、稼げる人と稼げない人がいるのは単に「思い」の違いです。
どれくらい豊かな気持ちでいるか、ということです。
安心して「なんとかなる」と言っていれば、大きな望みでも必ず叶います。
人数が多いか少ないかは正誤に関係なくて、世間の大多数が「こっちが正解」と言っていても、鵜呑みにしてはいけません。
人は皆この瞬間から変われる
豊かな考えを持てるようになりたいと思えば、その瞬間からそういう心に近づきます。
というのも人間はみんな「神の子」であり、みんなの心の深い部分には真我、すなわち神の心があるからです。
「なんとかなる」と言っていても最初は疑いの心でいっぱいかもしれませんが、そのうち本気でなんとかなると思えるようになります。
すると神がかった思考や行動として表れたりするのです。
リスペクトできる人の考えに触れる
一人さんは常に「なんとかなる」と思いながら生きてきたことで、これまで成功を積み重ねてこれたと言います。
「この人はすごい!」と思える人を見つけたら、その人からよい波動をもらうのが良いです。
実際に会って握手したり話を聞いたりする必要は、必ずしもありません。
「近くにいても遠い弟子 遠くにいても近い弟子」これは仏教にまつわる言葉です。
師匠のすぐ近くにいても学べない弟子もいれば、遠くにいても師匠の書物を読み込んで深い学びを得る弟子もいるということです。
リスペクトできる人に弟子入りせずとも、その人の本や動画などから学ぶだけで、充分に高い波動を受け取れます。
(次の記事に続く)
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