電子書籍『すべてはあなたの中にある!「光エナジー入門」マザーレイク』。
覚え書きもかねて心に残った点をまとめておきます。
「光エナジー」というのは著者である中田しのぶ氏が作った言葉で、霊気療法を発展させたような概念です。
手などから発する見えないエネルギー、というもの以上のスケールの大きさを感じます。
(光エナジー療法を実際に受けてみなさい、的な押しつけがましさは全然なかったのでご安心を)
1時間前後で読み通せるボリュームの本です。
「楽あれば楽あり」うまい話はある
「楽あれば苦あり」ということわざにあるように、苦しみと楽しみは表裏一体に思えますが、これからは苦しむ必要はありません。
今までは健康の半分しか機能していませんでしたが、そこからエネルギー療法や想念について理解すれば、もう半分も機能します。
本来の「光の自分」に戻れば、物事も良い方向に転換し、自然治癒力も上がります。
自分自身だけに起こったことではなく、関わった人たちが同じ体験をしたからこそ、
こうして文章にすることできました。
今は魂や波動など、スピリチュアルな内容について、胸を張って話せる時代です。
宇宙の光エネルギーを取り入れる
生命のためのエネルギーを、私たち食べ物などを通して半分取り入れています。
もう半分は宇宙からの光エネルギーとして取り入れることができます。
チャクラを開くことにより、宇宙のエネルギーを循環させることができます。
脳内の松果体を活性化させ、いわゆる「第3の目」を開眼し、高次元とつながり物事の本質がわかるようにもなります。
鬱や死にたいと言っていた人が、「光エナジー」によって笑顔を取り戻した姿もたくさん見てきました。
それは宇宙からの光をさえぎっていたものが取れて、届くようになり、本来の自分を取り戻したということでもあります。
「正しさ」よりも「楽しさ」
真面目に正しい(と自分で思っている)ことばかりしていると、なんとなく楽しくない、つらい状態になります。
これは波動が低い状態です。
「正しい」よりも「楽しい」を選べば、ワクワクして心から明るくなれます。
もう「〜ねばならない」と縛られる時代ではないので、自分を解放しましょう。
ちなみに発達障害は単なる個性なのに、「正しさ」を基本にするから障害と呼ばれたりしています。
エネルギーの使い方を知る
手や目からはエネルギーが出ていることを知りましょう。
高次元につなればそのエネルギーは細やかなものとなり、癒しや浄化の作用をもたらし、病気や怪我を治すこともできます。
著者が「宇宙の癒しのエネルギー」を知ったのは、体調の良くなかった自分のもとへ友人が手を当てに来てくれたときでした。
それは大正時代からあった霊気療法手当てでした。
(この療法はむしろ欧米のほうに広まりレイキヒーリングとして発展しています)
「手当て」を始めた当初は、これまで誤作動を起こしていた脳や身体が元に戻ろうとして、さまざまな症状が出たと著者は言います。
頭痛やパニック発作などが現れては消えていきました。
最後は息ができなくなり、命への執着を手放したら呼吸が元に戻りました。
そのときに宇宙、この世の仕組み、人間に流れるエネルギーについての気づきを得たと言います。
言霊の力を信じる
何か言葉を発すると、手のひらからポッポッとエネルギーが出るのを感じられるでしょうか。
むりに感情を込めずとも、言葉そのものに確かな力があります。
著者は斎藤一人氏の「天国言葉」、および霊気療法の「五戒」を呪文のように唱えることを勧めています。
天国言葉:「愛してます」「ついてる」「うれしい」「楽しい」「感謝してます」「しあわせ」「ありがとう」「ゆるします」。
霊気療法の五戒:今日だけは、怒るな、心配すな、感謝して、業をはげめ、人に親切に。
また中村天風氏の『運命を拓く』を読み、著者は「自分のしていることは間違っていない」と光エナジーの立ち上げを決めたそうです。
(運命を拓く、僕も一度読んだことあります。確かにすごい本だったので再読したいと思っています)
明るい言葉を口グセにして、当たり前に感謝し、意識の波動を上げましょう。
笑顔により頭頂部のチャクラが開いてエネルギーが入るので、いつもニコニコとしていましょう。
空の太陽と、自分の中の太陽(光)が共鳴することで、物事は良い方向に進みます。
終わりに
著者はこの本を書いたとき62才で、自分のパソコンを買うことから始め、電子書籍の書い方や読み方もあまりわかっていなかったそうです。
それを知ったら本書中のちょっとした誤字脱字なども気にならなくなり、「このような本を書いてくれてありがとう」と思えました。
みんなにヒーラーとして要素が備わっている、と感じさせられる本でした。
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