心理カウンセラーmasa著『神様とシンクロする方法 願いがどんどん叶う奇跡の言霊』
前回の記事からの続きです。
今回からは本書の第三章にあたる部分を要約していきます。
「ありがとう」「なんとかなる」などの万能な言霊を続けることで、神様とのシンクロ率も上がっていきます。
すると応用が効くようになり、特定の願いにフォーカスした言霊などを自分なりにカスタマイズできるようになるのです。
ところで、よくある相談に「一日に何種類もの言霊を唱えてよいのか」というのがありますが、もちろんOK。
そのときの気分に応じて言霊を自分なりに変えても、それで効果が出なくなるなんてことはありません。
単語だけでOK
シンクロ率が高まってくると、自分の叶えたい願いが自然と湧き起こってくる場合があります。
そのときは、ぜひとも願いにフォーカスした言霊をつくってみることをおすすめします。
言霊づくりのコツを3つ、順に紹介していきます。
1つ目のコツは「シンプルに単語だけを唱える」こと。
たとえば「私の腹筋はバキバキのシックスパックです」と言うよりも、単純に「シックスパック」と言うだけのほうがよいのです。
単語だけのほうが抵抗が起こりにくく、違和感なく魂に届きやすいということ。
(これは、昔ネット掲示板で読んだ呪文式メソッドと共通していると思いました)
現在進行形、許可形
2つ目のコツは「〜になりつつある」といった現在進行形にすることです。
つらい状況にある人が「元気です」と言い切ってしまうと、魂が「ほんとはつらいのに」と本音を拾い、違和感を抱くことがあります。
なので、いまはあくまで目指す状態として「元気になりつつあります」と言ったほうが矛盾を感じません。
3つ目のコツは「〜になってよい」などの許可形にすることです。
すると、自分にリミットをかけていた考えから自然と解放されます。
逆暗示に気をつける
シンクロ率がちょっと高まってきた人にとって注意すべきなのは「逆暗示」です。
シンクロ率が低い状態のときは、魂は心の中の本音よりも言霊のほうを優先してくれます。
でも、魂の感度が上がってくると、口に出した言霊とは逆の本音も拾ってしまうことがあるのです。
言霊の効果を実感しにくい場合はこの「逆暗示」になっている可能性があります。
でも、先ほど紹介した3つのコツにしたがっていれば、言霊と本音の矛盾が生じにくくなるはずです。
主語を強調する必要はない
西洋の願望形の本では「私は〇〇です」というように「私は」を強調するアファメーションがよく紹介されています。
でもこれは、効果のある人とない人がハッキリと分かれる方法だと考えます。
主語「私は」にこだわりすぎると、心の中で「でも実際の私は〜」というように逆暗示になりやすいのです。
逆暗示を防ぐためにも「単語」「現在進行形」「許可形」の3つのコツにしたがった言霊をおすすめします。
代償を与える必要はない
願いが叶ったら、その代わりに何かを犠牲にしてもよいなどとは考えないようにしましょう。
たとえば「子どもが大学に受かったら、私は病気になってもいい」と言っていたお母さんがいたそうです。
お子さんは無事に志望校に受かりましたが、その方は子宮の病気に悩まされるようになったとのこと。
このように、魂はあなたがつくった言霊をそのまま受け取ってしまう場合があります。
願いを叶えるにあたって何かを犠牲にしたり、代償を与える必要はありません。
自分も周りも幸せになる言霊をつくるようにしましょう。
言霊でうまくいった人のエピソード
お金(仕事)関係において効果的な言霊によって、うまくいった実例をいくつか紹介します。
格闘家を目指すも断念し、引きこもって一年くらい経つ男性がいました。
著者masa氏は彼に「大丈夫、なんとかなる」を1日3千回唱えることを勧めます。
するとその男性は、ときには3万回も唱える日もあったとのこと。
働き出した後、彼は「私の存在は、関わる人を幸せにしていく」という言霊を唱え続け、営業でトップの成績を記録したといいます。
もう1つの例として、飲食店を経営していた女性は、コロナ禍でお客さまが激減して支払いに困っていました。
そこで「きっとうまくいく」「なぜだかわからないけれど、お金がザクザク入ってくる」と、勧められた通り毎日のように繰り返しました。
すると3ヶ月もしないうちに、以前よりも多くのお客さまに恵まれたそうです。
【記事07に続く】
心理カウンセラーmasa著『神様とシンクロする方法 願いがどんどん叶う奇跡の言霊』
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