映画『バットマン ビギンズ』観る前に3分で予習する

映画

クリストファー・ノーラン監督『バットマン ビギンズ

この記事は、映画をまだ観ていない人でも安心して読める内容になっています。

ノーラン監督によるバットマン三部作の、第一部となります。この後に『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』と続きます。

僕は恥ずかしながら、これまでバットマンについて見た目くらいしか知らず「超人的能力を持つチョイ悪なヒーロー」程度に考えていました。

でもこの映画では、ブルース・ウェインという一人の若者が、バットマンとして活動するに至った経緯がしっかりと描かれています。

3分ほどこの記事を読み、予備知識を少しつけてから観ればよりいっそう楽しめるはずです。

幼少期の恐怖体験と、罪の意識

主人公のブルースはゴッサムシティを代表する大富豪、ウェイン家に生まれました。

ブルースは幼少期、幼馴染のレイチェルと遊んでいるときに井戸に落ちてしまいます。

井戸の下で動けないところに、コウモリの群れが眼前を飛び交うのを見て、それ以来ブルースにとってコウモリが恐怖の象徴になるわけです。

父親のトーマス・ウェインに助けてもらい、「人はなぜ堕ちる? 這い上がるためだよ」と励ましの言葉をかけられます。

ちなみにトーマスは人格的にも優れていて、ゴッサムシティが不況の時代に私財でモノレールをつくるなど、慈善事業もいろいろやってきました。

ブルースのケガがよくなった後、両親が不幸な事件にあってしまいます。

「僕のせいだ」とブルースは自分を責めますが、執事のアルフレッドが彼をなぐさめるのでした。

東洋の地で修行

ブルースが大学生の頃、ゴッサムシティのギャングであるファルコーニと対峙するも、警察などが彼と癒着していることがわかり、法にも限界があると思い知ります。

その後に世界を旅し、犯罪者の心理を学ぶために、東洋の地で犯罪者と暮らしていました。(映画の冒頭はこのあたりです)

そこに「影の同盟」の一員であるというデュカードが現れ、ブルースをゴッサムシティの富豪だと知った上で修行に誘うわけです。

「影の同盟」の拠点は寺院のような場所で、トップはラーズ・アル・グール(渡辺謙)という人物。

ブルースはそこで7年間、ニンジャとしての修行をし、心身ともに鍛えていきます。

(明らかに日本じゃない場所にニンジャが出てくるあたり、西洋の考える東洋という感じです。そこにはたいてい、渡辺謙がいるあたりが笑えます)

最終的に方向性の違いからブルースは「影の同盟」と決別し、故郷のゴッサムシティへと帰還するのでした。

街に戻って試行錯誤の末、バットマン誕生

ブルースは自分の信じるやり方で、ゴッサムシティを犯罪から守りたいと考えていました。

もともと信頼できる執事アルフレッドに加え、ウェイン産業の古株であるフォックス(モーガン・フリーマン)も味方につきます。

フォックスは試作段階にあった軽くて丈夫なアーマーや、形状を記憶して翼にもなる布などを次々とブルースに紹介していきます。

ブルースは「恐怖」を武器にするため、自らが恐怖の象徴としていた(でも修行で克服した)コウモリをベースにして、いろんなアイテムをデザインするわけです。

人並み以上に鍛えぬいてはいるものの、あとは科学の力でバットマンとして活動しているところに、僕はちょっと感動しました。

名言が伏線にもなっている

日中は「普通の金持ち」として活動しているブルースは、ちょうど美女二人を連れているときに幼馴染のレイチェルと再会します。

ちょっと気まずくなったので「これは本当の僕ではないんだよ」と取り繕うブルースですが、レイチェルに「人の心はわからない。でも本性は行動にでる」と返され、シュンとなります。

実はこの言葉は物語の後半にも生きてきて、そのほかにもたくさんの「伏線」があとになってどんどん回収されて驚きと納得の連続になります。

この映画監督、やっぱすごいなと思わされてばかりです。もちろん俳優陣もすばらしい。

以上、AmazonプライムやU-NEXTなどで『バットマン ビギンズ』を観ることができるので、ぜひ続きをお楽しみください。

クリストファー・ノーラン監督『バットマン ビギンズ

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