並木良和著『最適化の世界』
前回の記事からの続きです。
がんばろうとせずに、大きな流れを信頼して身をまかせることがポイントです。
何をすればいいのかが感覚でわかる
最適化が始まると、少し忙しくなります。
なぜなら、宇宙とつながることでいろいろな情報やインスピレーションが降りてくるからです。
僕たちは肉体を持っているので、行動を起こす必要があるのです。
最適化のためには、祈ることさえしなくていいとは言うものの、何もしなくてよいわけではありません。
ただ「自分が次にどうすればいいか」がわかるようになります。
たとえば「あそこに行ってみよう」というように、ピンときた通りに行動することで、今欲しかった情報を得られたりします。
「自分の感覚にしたがってみてよかった」と思えるのが最適化です。
だからといって、何でも動けばいいわけでもありません。
動かないほうがいいと感じたので動かなかったことで、よい結果につながるということもあります。
宇宙の流れに身をまかせる
サレンダーすることによって最適化は進みます。
この場合の「サレンダー」とは、「あきらめる」とか「しかたなく」などのニュアンスではありません。
自身でのコントロールを放棄し、大いなる宇宙を信頼し、その流れに身をゆだねるということです。
流れにまかせていれば最善の方向に進むことを知っているのです。
サレンダーできれば宇宙への信頼が深まり、さらに最適化を加速できます。
すべてが大いなる宇宙の采配だと思うことができれば、不安や心配も起こりません。
宇宙は、自分の魂レベルの願望を、ある意味で自分以上に知っているのです。
目標や目的は必要ない
引き寄せの法則においては目標や目的が必要です。
なので、よくわからずに本来の自分とズレた目標を立ててしまい、法則もうまく発動しない、といった悪循環になりがちでした。
最適化を意識していれば、目標や目的などなくともしかるべき場所にたどり着くのです。
深いところでは自分が何を望んでいるのかわかっているものの、表面的な自分は気づかないことがあります。
そんな場合、最適化されることでようやく本当の自分に出会ったりするのです。
感謝の周波数でいること
感謝の気持ちは不可欠であり、それなしに最適化は起こりません。
「ありがとうございます」と言葉に出すのはよくても、やはり気持ちが大切です。
感謝を表明する人自身が、感謝の周波数でいる必要があるからです。
ただただ「感謝の意識に在る」という状態になれば、それだけで奇跡的なほど喜びの体験をすることになります。
努力とは別の方法もある
「努力」や「がんばり」は、常に自分から離れて存在する在り方です。
目を醒ますためには、今までの在り方を手放していく必要があります。
これは、努力することや一生懸命になることがまちがいだというのではありません。
ただ、新しいやり方もあるのだということを知ってほしいのです。
【記事05に続く】
並木良和著『最適化の世界』
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