読書 古賀史健著『文章講義』要約#11 過去の自分に向けて書く 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。今回からは「読者の椅子に座る」というテーマになります。文章を書く人は、自分にも読者がいるのだという自覚を持たなくてはいけません。その椅子に座る、すなわち自分自身がリアルにイメー... 2021.09.05 読書
読書 古賀史健著『文章講義』要約#10 可視化して構成を考える 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。今回は「面倒くさい細部」の描写によって、リアリティが得られるという話をもう少し掘り下げます。そして文章構成の「絵コンテ」をつくり、可視化することの大切さについて考えていきます。... 2021.09.04 読書
読書 古賀史健著『文章講義』要約#09 マトリョーシカ構造で論理を固める 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。今回は、文章の論理の固め方が主なテーマとなります。ロシアの民芸品、マトリョーシカ人形の構造が、文章を組み立てる上での参考になります。つまり、「主張・理由・事実」の3層構造によっ... 2021.09.03 読書
読書 古賀史健著『文章講義』要約#08 導入部分は映画の予告編にならう 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。今回も文章構成についての話です。著者の古賀氏は、文章構成を映像表現やカメラワークにたとえて、わかりやすく説明してくれます。特に導入部分、ブログ記事でいえばまさにこのリード文の部... 2021.09.02 読書
読書 古賀史健著『文章講義』要約#07 文章構成はカメラワークを意識する 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。音読によって文章の聴覚的リズムを確認でき、断定によって文章に切れ味が生まれるという話をしました。今回からは、これまであまり触れなかった「論理展開」について掘り下げていきます。論... 2021.09.01 読書
読書 古賀史健著『文章講義』要約#06 音読による確認は万能 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。視覚的リズムを整えることについて一通り語ってきました。今回のテーマとなる聴覚的リズムは、実質的には「音読したときのリズム」となります。文章に関するあらゆるアドバイスが「音読すれ... 2021.08.31 読書
読書 古賀史健著『文章講義』要約#05 文章の「圧迫感」を減らす工夫 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。読みやすく、リズミカルな文章をつくるためには「句読点の打ち方」「改行のタイミング」「漢字とひらがなのバランス」を考えることが大切です。以下、それぞれについて紹介していきます。な... 2021.08.30 読書
読書 古賀史健著『文章講義』要約#04 目指すべきは美文ではなく正文 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。文体の正体は「リズム」であり、リズムを決定づけているのは「論理展開」です。そして論理的な整合性は「接続詞」によって保たれるということを、前回の記事で説明しました。ここで、まだな... 2021.08.29 読書
読書 古賀史健著『文章講義』要約#03 文体とはリズムである 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。これまでの記事で、本書におけるガイダンスの部分までを要約してきました。「書こうとせずに翻訳しよう」「考えるために書こう」など、文章力の核心をつくような内容で、かなり勉強になりま... 2021.08.28 読書
読書 古賀史健著『文章講義』要約#02 考えるために書く 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。この本は、すごく面白いです。…ではなく、何がどのように面白いのか説明できなければ話になりません。文章力とは、頭のなかの「ぐるぐる」をうまく翻訳する技術のことです。伝えたい事が僕... 2021.08.27 読書