『松果体革命』要約と感想(その2)

読書

通称ドクタードルフィン著『松果体革命』。

松果体とは脳の真ん中にある7〜8mmくらいの、松ぼっくりのような形をした器官。

前回の記事からの続きです。

12重螺旋DNAと、松果体に宿る魂

学校で習うDNAは二重螺旋構造ですが、目に見えない部分で多重構造になっているとドクタードルフィン氏は言います。

それぞれが以下の情報を持っているとのこと。

  • 2重螺旋…身体の設計図
  • 4重螺旋…身体の働せ方
  • 6重螺旋…身体の治し方
  • 8重螺旋…身体のシナリオ
  • 10重螺旋…感情、性格、能力の情報
  • 12重螺旋…人生のシナリオ

この多重螺旋DNA情報はエネルギーの振動数で成り立っており、これらを代表して表現するのが松果体です。

3〜4週頃の胎児に松果体が形成されますが、宇宙の魂エネルギーは自身と共鳴する松果体を瞬時に感じ取り、そこに宿るのです。

DNAのシナリオは書き換えられる

多重螺旋DNAに人生のシナリオまで書かれているのであれば、運命は決まっていて変えられないと思うかもしれませんが、そうではありません。

シナリオの情報はオンからオフに切り替えることができます。

例えば人生において何か大失敗をする運命を持っていて、実際に大失敗をしたとしても、そこで必要な気づきや学びを得ることで、そのDNAはオフになります。

「これでよかったんだ」という姿勢で受け止めれば、その問題は二度と起こらなくなるのです。

もがき続けてしまうとオンからオフへの切り替えがうまくいかなくなり、問題が繰り返されることになります。

信じがたい話ですが、もしもこれが腑に落ちれば感謝の念がわき、松果体のポータルが開き、好循環が生まれていきます。

気づきや学びはいつの間にか起こる

エネルギーに乱れを起こしたDNAに対し、宇宙の叡智が送られるとエネルギー変化のギャップが生じ、そこから私たちに必要な気づきや学びが生まれます。

その気づきや学びに応じてDNAの書き換えが起こりますが、スピードや能力はその人の松果体の活性化度合いなどによって異なります。

そもそも気づきや学びというものは意識的に生み出せるものではなく、宇宙の叡智により自然に生まれるもの。

「これでいいんだ」というリラックスした状態でいるときに、松果体のポータルが開いていつの間にか生み出されます。

魂の意識は、その瞬間に一番良いという状況しか体験せず、それは頭で判断する「善」や「悪」とは全く違うものです。

松果体を活性化させよう

これからの地球人にとって松果体を活性化させることは絶対に必要です。

松果体が活性化していない状態だと、人生や身体に対し「こうでなければいけない」ともがき苦しむことになります。

現実を受け入れることにより、宇宙の叡智により気づきや学びが生まれ、乱れたDNAの絡みも解かれます。

どのようにDNAを書き換えるかは人それぞれで、病気になった身体を完全に治す人もいれば、穏やかな気持ちで今世を終える人もいます。

どちらにしても、もがくことをやめて松果体を目覚めさせることで良い方向に進むのです。

宇宙の叡智を身体の叡智に変換させるのが松果体の役目。

医療機関や社会福祉、友人や他人に頼らずとも、必要なサポートはすべて宇宙の叡智から取り込めます。

珪素の割合が高い器官

そもそもなぜ松果体により宇宙からの叡智を変換できるのか。

それは、人体の中で最も珪素の度合いが高い器官だからです。

ドクタードルフィン氏によると、珪素原子内には「ブラックホール」が存在しているらしい。

そして同時に出口である「ホワイトホール」も存在していて、氏はまとめてシリコンホールと呼んでいます。

だから珪素の集合体である松果体は、変換器としての役割を担っているのです。

宇宙とつながるポータル

このシリコンホールには「イン」と「アウト」の機能があります。

「イン」で身体のDNA情報の乱れを吸収し、「アウト」でそれを修正するためのエネルギーを身体に放出します。

シリコンホールによって宇宙とつながってエネルギーをやりとりしているイメージです。

このような能力を高めるためにはいろいろな方法がありますが、何よりも人生のすべての体験を「これでいいのだ」と受け入れることです。

こうあるべきだというような「思考」は松果体のポータルを閉じてしまいます。

神聖幾何学と珪素

フラワー・オブ・ライフに代表される神聖幾何学模様は、エネルギーの構造を表しています。

このフラワー・オブ・ライフの平面図形を立体にすると「マカバスター」構造になり、8つの頂点を持ちます。

シリコンホールやゼロポイントなど、宇宙と生命の構成要素となるものはマカバスターの形をしています。

シリコンホールから電子を8つ受け取った炭素原子は珪素原子に変換されます。

こうした珪素化していった人間は食べる必要も眠る必要もなくなってくるとのこと。

松果体が「引き寄せ」を成功させる

時間や空間というのは「自分の身体が今ここにしかいない」という幻想に基づいてできる概念です。

松果体が活性化してポータルが開けば、時空を超えて自由にパラレルワールドを選択できるようになります。

というのも自己の振動数が高くなり、時間や空間に縛られなくなるからです。

いわゆる「引き寄せの法則」も、このような状態になったときに作用します。

宇宙の叡智とつながれば、何事も思い通りに進みます。

(次の記事に続く)

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