鴨頭嘉人というスキンヘッドの人が書いた書籍『究極の読書法』を一気に読みました。
この本を読んで、多読の大切さを再確認しました。
やはりネットの情報は玉石混交だから、ちゃんと出版されている本を読んだほうがいいですね。
だからこんなブログを読んでいる暇があったら本を買って読みましょう。
…以下、読み終えて自分が印象に残っている点をまとめていきます。
読書は情報を判断するための軸となる
ネットの膨大な情報をどのように取捨選択すればよいのか。
そのような選択眼を養うためには、やはり読書が必要です。
出版されている書籍というのは、編集や校正などのいろんな過程を経ているので、その中身は信頼に足ります。
そういう書籍を大量に読み込んで知識の基盤を育てれば、ネットの情報からも大事な部分だけを得られるということです。
興味のない分野の本を10冊くらい読む
これは自分の視野を広げるために大切なことだと著者は言っていました。
1冊とか2冊じゃなくて10冊というのが肝心なのだと思います。
興味のない分野だから最初はあまり頭に入ってこないかもしれない。
でも知識を詰め込んでいるうちに、急に点と点がつながり、自分のよく知っている分野とも関連づけられたりするのでしょう。
こういう勢いで読むことは大事です。
速読のための目のトレーニング法
速読については半信半疑なのですが、
「脳が文字を認識するスピードに、目の動きが追いつかなければならない」
というのは妙に納得できました。だから目をトレーニングするといいのですね。方法は以下の通り。
- 左右に目標物(両手の親指など)をおいて顔を動かさず10往復
- 上下に目標物をおいて10往復
- 10センチ先、50センチ先、3メートル先を交互に10往復
確かにこのトレーニングをすると、文字を認識するスピードが少し上がるような気がします。
本の大事な部分だけを切り取って保管
1冊の本の内容で本当に大事な部分は1~2割といわれます。
その考えのもと、自分にとって大事なページをカッターで切り取り、あとは捨ててしまうという大胆な方法が紹介されていました。
インパクトがでかかったのですごく記憶に残っています。
ちょっとまだ真似できないけど、今の自分にとって本当に大事な知識さえ得られれば充分、という考えは大事だと思いました。
やっぱり多読は大事
以上『究極の読書法』で印象深かった点をまとめました。
読書の可能性を再確認できる良い本でした。なにかに行き詰まったときでも、とにかくたくさん本を読めば大丈夫なんだと思えました。
最も大事だと思ったのは、やはり興味のない分野の本を読み漁ること。今の自分に必要な行動なのかもしれません。
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