並木良和さんが「統合」と呼ぶ、ネガティブな感情を手放す方法を紹介します。
この記事は以下の動画を参考にしています。
自分にとってしっくりくる方法だったので 、ポイントをまとめておこうと思います。
手放すのに「統合」と呼ぶのはなぜか
素朴な疑問かもしれませんが、感情を手放すことをなぜ「統合」というのか。
これは、ネガティブな感情を抱いている状態を「本来の自分から分離している」と考えるからです。
波動の低い感情を手放していけば、分離の状態から統合の状態へ戻っていけるわけです。
ネガティブな感情を鉄のかたまりとする
この統合ワークにはいろんなやり方があり、並木さんが教えてきた中でも特に「わかりやすい」と評判だった方法を紹介していきます。
それが「両手を磁石に見立てて、自分の中にあるネガティブな感情を鉄の塊としてイメージし、磁石で引き出して手放していく」という方法。
まず不安や恐怖など、なんでもいいので自分の中にある「居心地の良くない感情」を確認してください。
その感情は胸やみぞおちのあたりで、重くて暗くてジメジメという風に感じられるはずです。
それをシンプルに、まっ黒い鉄のかたまりが、自分の中にドーンと居座っているようにイメージしてください。
両手で鉄のかたまりを引っぱり出す
次に、自分の両手がとても強力な磁石になっていると想像します。
この磁石の手を、鉄のかたまりがある場所にビタっとくっつけてください。
そして手をずずーっと前のほうに引き出していくように動かすのです。
体の中から鉄のかたまりが、しっかりと両手にくっついて外に引っ張り出される様子を眺めることが大切です。
イメージだけど、こうやって目の前に取り出されましたよという体裁で眺めるのです。
脳に「自分のものではない」と判断させる
脳というのは、この鉄のかたまりが実際に物理的に存在しているのか、イメージの産物なのか区別がつきません。
そして脳は、自分の中にあるものは「全部自分のもの」とか言って絶対に手放すことを許さないのです。
しかし、こうして外に出して、外で眺めるものは全部、自分以外の別のものなんだって判断する習性があります。
なのでこうやって鉄のかたまりとして取り出して眺めていると「ああこれ、自分のものじゃなかったんだ」って判断し手放すことを許可するんですね。
宇宙はすべてを浄化する
次に、これを今から宇宙の彼方に向かってポーンと放り投げます。
というのも、宇宙はすべてをニュートラルにしてくれる場所だからです。
放り投げたときに、かたまりのまま飛んでいくのではなく、砂の粒子のように細かくなってしまうイメージをしてください。
そして細かい砂粒が、またたく間に掃除機のようなものに全部吸い込まれていくと想像しましょう。
宇宙の彼方で砂の粒が全部、ニュートラルに浄化されます。
浄化された粒子が戻ってくる
それが黄金の光の粒子として、また自分のところに戻ってくるイメージをするんです。
手放したところにどんどん、呼吸とともに吸い込んでいきます。
最後まで一粒残らず光の粒子が戻ってきたら、深呼吸とともにこの光が全身、頭の先から足の先、両肩両腕両手の先まで広がっていって、体中が黄金の光で満たされる、というところまでイメージできたらOKです。
以上が統合ワークの1セットとなりますが、たいていはまだ奥のところに心地よくない感覚が残っているはず。
なので、もう一段階その感じているところを黒光りする鉄のかたまりと見立て、それをまた磁石の手で引き出して、手放して、統合しておく。
このように二段階やっておくと非常にいいです。
感情は玉ねぎの皮のようになっている
やってみると、自分の中にあった不安とか恐怖が「あ、ない」もしくは「軽くなってる」というふうに感じられると思います。
なお、周波数というのは玉ねぎの皮みたいになっているので根気よく手放していきましょう。
不安にしても恐怖にしても、僕たちは何世紀も輪廻を繰り返しながら使い続けています。
なのでたくさん折り重なっていて、玉ねぎの皮みたいになっているんです。
手放しても、何枚かごそっと外れても、まだ下のほうにあるものが出てきてキリがないように感じるかもしれません。
続けていればあるときごっそり外れる
だとしても「完全になくなるまでやらなきゃ」なんて思わなくても大丈夫。
またちょっと時間をおいて、テレビ観たり、本読んだり、お風呂入ったりして気分転換すると「あ、なんか今だったらできるんじゃないかな。そうだ、さっきのあれを手放してみよう」となるはず。
「さっきのあれ」でちゃんと自分には通じます。
そしたら、あるときごっそりと外れるみたいなことを体験すると思うので、ぜひ根気強く手放すようにしてみてください。
終わりに
並木さんによる統合ワークのやり方およびコツは以上となります。
なんとなく惹かれる、納得できる感じがするのであればぜひともやってみることをおすすめします。
そして役に立つ、自分にとって機能すると思うのであれば続けてみてください。
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