【エレベーターの呼吸】寝ながらやるときのコツ

瞑想

エレベーターの呼吸および、自動思考に気づくトレーニングを地道に続けていて、完全に意識変容とまではいたっていないものの、良い方向に向かっている実感はあるかなくらいには思ってます。

そんな自分ですが、布団に入って眠りに落ちるまでのあいだにエレベーターの呼吸をしようとして、これまでなかなかうまくいってなかったところ、急にコツをつかんだ感じがしたので情報共有しておこうと思います。

簡単に言ってしまうと、仰向けで寝る場合は丸太のようなものをイメージし、横向きに寝る場合はボールをイメージする要領です。どちらも体内を転がります。

なので、とりあえず僕はこの呼吸法を「玉転がしの呼吸」と呼んでいます。

そもそも「エレベーターの呼吸」の目的は

エレベーターの呼吸は、意識の焦点を頭や顔ではなく、首から下に持っていくことを目的のひとつとしています。

そうすることで、左脳のクラウン回路(自動思考のループによって強化されてしまった回路)を弱めていき、右脳や自律神経とのつながりを取り戻していく要領です。

立ったり座ったりしている状態のときは、背筋が垂直になっているため、名前の通りエレベーターをイメージすればOKです。

このときネドじゅんさんがいつも言ってるのは、頭で考えるのではなく、実際に感じるのが大事ということ。エレベーターをお腹を内側からずりずりさせるんですよとの説明。

これが、体を横にする、すなわち寝ている状態だと、僕の場合なかなかうまくいきませんでした。

ボールが体内を転がっている感覚

うまくいかない理由のひとつとして「エレベーター」という概念にこだわりすぎていました。それと、体の内側前後左右を全部感じなければいけないんだという観念もありました。

でもあるとき「転がる」という発想が出てきました。そうか、エレベーターじゃなくてもいいんだ、ボールみたいなのを転がしていればいいんだと。

自分は体の左側を下に寝るときが多いので、寝ながらボールが左半身を転がるイメージをしました。

ボールはゴルフボールから野球のボールくらいに伸縮する感じで、適度な弾力と重さを持っていて、首から始まって、呼吸とともに慣性で転がっていく感じです。

息を吐ききって、お尻のあたり、もしくは足の先までボールがいったら、息を吸いながらまたボールが左半身を転がり首のあたりまで戻る。

 横向きに寝ても仰向けでも

数往復繰り返したら寝返りを打って、今度は体の右側を下にしてやってみました。ちゃんとボールが右半身のなかを転がってくれます。

次は仰向けになってやってみることに。するとボールは自然に、サランラップの芯のような形に変形し、木の丸太より少し重くしたようものとなり、背中の内側を転がっていきました。

こんな風に、布団の中で横向き、反対向き、仰向けで「玉転がしの呼吸」をやっているうちに、いつの間にか眠りに落ちました。

終わりに

以上、エレベーターの呼吸の応用について書いておきました。普通に、なかなか眠れないときにも役に立つと思うので参考にして頂ければ。

ちなみにこれはネドじゅんさんの新しい本『右脳革命』で、エレベーターの呼吸の意味について掘り下げてくれていたところからもヒントを得ています。

この本、伝説の連続講座の内容を本にしているということで、僕もまだあえて最後まで読んでませんが、おそらく神本です。

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