「並行世界式」引き寄せの法則であるPIAM(パラレル・イメージング・アトラクション・メソッド)。
読んでみてとても腑に落ちる内容だったので、要約もかねて紹介していきます。
1時間ちょっとで読めますが、『リアリティ・トランサーフィン』に通じるところがあると思いました。
並行世界の自分を想像する
PIAMというのを一言で表現するなら、
「並行世界に存在する別の自分を想像し、その自分と同調する」
といったところでしょうか。
並行世界というのは無数に存在していて、人間が想像したぶんだけ創造されていきます。
同時並行で別の世界があることをイメージして、その世界と自然に合流していきます。
別の世界と合流していくことで起こる「静かな奇跡」を受け入れ、その世界と自分を馴染ませていくのです。
ポジティブになる必要はない
実践するにあたって、無理していい気分になろうとしたり、ワクワクしたりする必要はありません。
理想とする現実を想像してテンションを上げるのではなく、「それが当たり前なんだ」と淡々としていればよいのです。
作家になりたいと思っている人なら、「プロの作家になって5年、今も淡々と小説を書き続けている」というイメージをする感じです。
そしてこの想像した自分は今、並行世界に存在しているのです。
想像というよりも、現実の自分が対等な状態で、複数いるという状態です。
「静かな奇跡」に気づく
自分が認識している世界と並行世界はたびたび波長が合います。
そのとき「いつの間にか世界が変わっている」という体験をすることになります。
僕の場合、この本を読んだ後に買い物に出かけたら、歩いている途中「あれ、ここは以前から畑だったっけ?」という体験をしました。
これは気のせいかもしれませんが、別の並行世界に乗り変えたのかもしれません。
しかしながら、せっかく変化した世界に移っても、変化前の世界の記憶にしがみつくとまた元の世界に戻ってしまいます。
変化した世界を定着させる
変化した世界、変化した自分を「これが私にとっての普通だ」と思うことで定着させましょう。
定着させるためには「今の自分を受け入れる」ことが大事です。
理想の自分をイメージしたものの、今の自分を否定していると「嫉妬」の感情が湧き、波長が合いません。
「今の自分でも大丈夫だし、別次元の自分もまたいい感じ」と、対等な存在として見ることで波長を同調させるのです。
すると、いつの間にか自分が変わった、世界が変わったといった状態になります。
「なれたはずの自分」は、たくさんいればいい
並行世界を生み出すためには、「なれたはずの自分」や「〜になっている世界」をイメージします。
イメージして認識することによって、並行世界の存在が確立されていきます。
世界を少しずつ改変していくのがコツです。
例えば自分の部屋のクッションが1つなら、それが2つある世界をイメージします。そうやって「複数の現実」を受け入れられるようにしていきます。
また「一人の完璧な自分」をイメージする必要もありません。
「1つでもいいところを持っている複数の自分」をイメージすれば良いのです。
- 金に困っていない自分
- 好きなことしながら生活している自分
- 理想の人と一緒にいる自分
理想の数だけそれぞれの並行世界をイメージし、それぞれを今の世界に合流させていきましょう。
むしろこのように、複数の運命が並行して存在していることに気づいたほうが、「運命のねじれ」が起きやすくなります。
「いつの間にか世界が変わっていた」という現象が起きるのです。
終わりに
以上、PIAMを実践していくことで、
- 過去の呪縛から解放される
- 理想の生活が日常になる
- 憂鬱な気分がいつのまにか消えている
など、不可能だと思っていたことが「静かな奇跡」によって、いつの間にか叶っているような状況になります。
パラレルワールド理論をベースにした引き寄せの説明は、僕にとっては妙にしっくりくるものでした。
リアトラ1巻における「バリアント空間」や「サイン」などのことも思い出しました。
このPIAM、キンドルアンリミテッドに入っていれば読めるし、時間もかからないのでぜひ一読をおすすめします。
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