「瞑想を始めてみたけど、うまくできているか自信がない」
「瞑想の効果は実感しているけど、証拠となるようなものがほしい」
僕も瞑想しているのですが、上記のようなことをちょっと気にしていました。
それを解決してくれるガジェットが、瞑想用脳波計『muse』(ミューズ)です。
この記事ではミューズの使い方および感想を書いていきます。
ヘッドバンドのような形。Bloetooth接続
本体はヘッドバンドのような形をしていて、眼鏡のように耳に引っ掛けて、おでこの部分で脳波を測定します。
軽いのでそれほど違和感は感じられません。
スマホにBloetooth接続して、専用のアプリを使用します。アプリの名前もミューズです。
このアプリですが、日本語には対応していなくて、表示も音声ガイドも英語です。
でもイラストや動画で使い方を説明してくれるので、英語がほとんどわからなくてもなんとかなります。
それはともかく自分のスマホでこのアプリが使えるか心配なら、本体を入手する前にアプリだけダウンロードしてみれば良いと思います。
瞑想状態を音でフィードバック
ミューズは脳波の状態をアクティブ(active)、ニュートラル(neutral)、カーム(calm)の3段階で評価します。
カーム、すなわちリラックスできている状態を保てれば、瞑想がうまくいっているとみなします。
脳波の状態はBGMの大きさと、鳥のさえずり声で判断できます。
BGMは雨音や波音を選択します。瞑想状態に入りリラックスしてくると、BGMは小さくなり、鳥がチュンチュンとさえずります。
雑念が入ったりすると雨音や波音のBGMが大きくなるという仕組みです。
ワイヤレスイヤホンがあると便利ですが、このBGMはスマホ本体から直接鳴らしても大丈夫です。
ミューズ本体が耳にかかっているからヘッドホンは残念ながら使えないです。無理やり使うことは可能です。
自分はエアポッツプロも持っているから併用できて便利です。ついでにノイズキャンセルもしてくれます。
瞑想終了後は結果をグラフで表示
最初にアプリで瞑想時間を設定し、ミューズ本体を装着するとキャリブレーション(調整)が行われ、瞑想がスタートします。
設定した時間に達すると、チーンという音とともに瞑想が終了します。
終了後は瞑想の結果がグラフで表示されます。
例えば10分間の瞑想を行った場合「前半の5分はうまくリラックスできていたけど、後半は気が散り気味だったな」というようなことがわかります。
このデータは記録されていくので、前回と比べて成長を実感できたりといろいろ便利です。
デメリットもある
いいことずくめに見えるミューズですが、デメリットもあります。
鳥がさえずるかどうかを気にしすぎると逆に瞑想できなくなるのが一つです。
使い始めたころに陥りがちなパターンだと思います。なかなかリラックス状態に入れなくて、焦ってしまってなおさらBGMばかりがでかくなるという。
使わないほうが瞑想しやすいじゃないかとも思いました。僕の場合、数日で慣れました。
あと、決して値段は安くないという点。
僕がAmazon購入した2020年2月頃は確か18400円でしたが、今日見たら25000円くらいになっていました。
現在はmuse2のほうが主流かもしれません。こちらは32000円くらいしますが、脳波のほかに心拍数や呼吸なども見てくれるみたいです。
というように高いですが、個人が持てる脳波計なんて一昔前では考えられなかったと考えると、お買い得なのかもしれません。
まとめ。瞑想の補助輪として
僕は瞑想を日課としていますが、毎回ミューズを装着するわけではなく時々使う程度です。
今では脳波の状態が、なんとなくではありますがミューズを装着しなくてもわかる気がするからです。
でもこれはしばらくの期間ミューズを使って瞑想を続けた結果だと思います。
瞑想を自転車に例えると、補助輪としても使えるのがこのミューズ。
つかみどころのない瞑想に結果を示してくれる、とても便利なガジェットだとだと思います。
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