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古賀史健著『文章講義』要約#06 音読による確認は万能

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。視覚的リズムを整えることについて一通り語ってきました。今回のテーマとなる聴覚的リズムは、実質的には「音読したときのリズム」となります。文章に関するあらゆるアドバイスが「音読すれ...
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古賀史健著『文章講義』要約#05 文章の「圧迫感」を減らす工夫

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。読みやすく、リズミカルな文章をつくるためには「句読点の打ち方」「改行のタイミング」「漢字とひらがなのバランス」を考えることが大切です。以下、それぞれについて紹介していきます。な...
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古賀史健著『文章講義』要約#04 目指すべきは美文ではなく正文

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。文体の正体は「リズム」であり、リズムを決定づけているのは「論理展開」です。そして論理的な整合性は「接続詞」によって保たれるということを、前回の記事で説明しました。ここで、まだな...
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古賀史健著『文章講義』要約#03 文体とはリズムである

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。これまでの記事で、本書におけるガイダンスの部分までを要約してきました。「書こうとせずに翻訳しよう」「考えるために書こう」など、文章力の核心をつくような内容で、かなり勉強になりま...
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古賀史健著『文章講義』要約#02 考えるために書く

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』前回の記事からの続きです。この本は、すごく面白いです。…ではなく、何がどのように面白いのか説明できなければ話になりません。文章力とは、頭のなかの「ぐるぐる」をうまく翻訳する技術のことです。伝えたい事が僕...
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古賀史健著『文章講義』要約#01 書くことは「翻訳」だ

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』『嫌われる勇気』で有名なライター、古賀史建(こがふみたけ)氏による文章講義の書籍を紹介します。文章の書き方の本としては屈指のわかりやすさと、役に立つ内容を兼ね備えているので、エッセンスをできるだけ伝えて...
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『小説アルケミスト』あらすじ・要約まとめ#24

パウロ・コエーリョ著の小説『アルケミスト 夢を旅した少年』。前回の記事からの続きです。軍隊の野営地から解放された錬金術師と少年。目的地のピラミッドまであともう少しです。錬金術の実演二人はまる一日、馬に乗って進み、午後遅くに、コプト人(エジプ...
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『小説アルケミスト』あらすじ・要約まとめ#23

パウロ・コエーリョ著の小説『アルケミスト 夢を旅した少年』。前回の記事からの続きです。自分を風に変えるため、少年は砂漠と対話し、次に風と対話しました。次に太陽と話をするため、一帯は砂嵐となり、砂が空をおおうのでした。太陽との対話「もし、愛に...
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『小説アルケミスト』あらすじ・要約まとめ#22

パウロ・コエーリョ著の小説『アルケミスト 夢を旅した少年』。前回の記事からの続きです。軍隊の野営地にて、これから自分を風に変えるため、少年はまず砂漠と対話します。本小説のクライマックスといえるシーンで、うまく要約できるかわかりませんが、なる...
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『小説アルケミスト』あらすじ・要約まとめ#21

パウロ・コエーリョ著の小説『アルケミスト 夢を旅した少年』。前回の記事からの続きです。錬金術師と砂漠を旅するなかで、少年は自分の心と確固たる信頼を築きます。そんな心が危険を知らせるや否や、武装した部族の男100人に取り囲まれるのでした。3日...