小林正観さんの存在を初めて知ったのはずいぶん昔の話です。
ここ最近は自分が現象を引き寄せてるかのごとく、正観さんの著書を読んだり、講演会の録音を聴いたりする機会に恵まれています。
自分がこれまで続けていたことと言えば「ありがとう」という言葉をとにかくたくさん唱えるということ。
1日1000回以上、何年も続けてるので累計は軽く100万回を超えていると思います。
(これを習慣化できているのは心理カウンセラーmasaさんのおかげによるところも大きいのですが…)
パズルのピース
masaさんの言霊理論もそうだし、Jegさんの願望実現メソッドもだし、自分が特に面白いと思った本を書いた人が、かなりの割合で小林正観さんと縁がある。
ナオキマンさんの影響でペンキ画家のSHOGENさんの存在を知り、その著書でひすいこたろうさんを知り、ひすいさんは正観さんに影響受けたと言ってるし。
正観さんは自身を「ただ面白くて不思議な話を集めてるだけ」と語ってます。それ聞いて僕はナオキマンとめっちゃ似てると思いました。
僕の潜在意識でごちゃごちゃしているパズルのピースが、ここ最近で急速にカチカチとはまっていく感覚があります。
かがみの法則
正観さんはいろんな法則を絶妙な言葉遊びで表現していて、そのひとつに「かがみの法則」があります。
か(河)は「宇宙の流れ」、が(我)は「自我・エゴ」、み(身)は「身体およびその行動」。
「か」と「み」の間にいる「が」がなくなれば、人間は「かみ」になる。
僕はこの一節を読んで、鳥肌が立ったと同時に「ネドじゅんさんが言ってることだ!」と心の中で叫びました。
こんな感じで、正観さんの言葉を通して、どんどんつながっていくのです。
運命を受け入れる
「運命論」すなわち「過去も現在も未来も、自分が生まれてから死ぬまでが全部決まっている」という考えは、10年くらい前の自分には受け入れられませんでした。
だから当時の僕は正観さんのことを「かなり本質をついているけど、ところどころついていけない」みたいに思っていました。
運命論については、さとうみつろうさんの本『神さまとのおしゃべり』でも書かれています(こっちはパラレルワールドの話も入ってるけど)。
ただ、これまで自分がやってきたこと、自分に起こってきたことに対し「他に選択肢はなかった。仕方なかった。運命だった」というとらえかたをすると、意外に救われる感じがします。
終わりに
正観さんは2011年に亡くなってます。
僕はこれを知った当時「こういう考え方を世に広めているような人だったら、もっと長生きできたはず」みたいに考えていました。
今思うと、当時は正観さんの言っていることの1割くらいしか理解できてなかったんだと思います。
ここ数日は正観さんが亡くなる数ヶ月前の講演会の録音を聴いていて、その内容がすごく腑に落ちました。
伝わるかどうかわかりませんが、正観さんは「人の病気や苦しみを、別の誰かが引き受けることによってその人の苦しみが少しでも軽くなるような仕組みがあるとする。だとしたら、自分はこれまで関わってきた人の中で『この人のものは引き受けたくない』と思う人はいない」という内容のことを言っていたのです。
ご存命のうちに一度リアルに講演会に行けばよかった。