EFTとは「感情解放テクニック」と呼ばれるもので、顔や体の決まった部分を順番にトントンとタッピングしながら、不安感や憂うつ感などのネガティブな感情を解放していく手法です。
基本的なやり方は、ここでは省略します。ちょっと知ってる、実践してるけど、細かいところが気になる自分みたいな人向けの記事にしていこうと思います。
僕も性格上、何かと不安になることが多く、思い出したようにEFTをやってみると、なぜか効く。ちょっと呼吸が深くなって不安感が軽減されます。
東洋医学でいう経絡をつくから自律神経を整える、みたいな説明で、胡散臭いものの実際に効果を実感できるから、きっと本当なんだと思います。
タッピング手順は自由度が高い
ところで、細かい性格の人だと、タッピングするツボを1個でも飛ばしたら効果がなくなる、もしくは薄れるのではないかと心配になるかもしれませんが、大丈夫です。
ツボのポイントが多少ずれてても大丈夫だし、鎖骨とか、左右あるポイントは片方でも両方でもOK。
厳密には、それぞれのツボで、どこそこは恐怖感、どこそこは不安感みたいな担当はあるとのことですが、かまわず全箇所タッピングしてしまえば問題ありません。
指をタッピングするとき、公式の書籍では薬指は省略するとあります。なんか薬指は、他の指に比べて経絡とのつながりが薄いとかなんとからしいけど、それでも意味はあるみたいなので含めばOK。
鼻歌フレーズは好きな曲でいい
あと、最後の仕上げで、2秒ほど「ハッピーバースデー」をハミングし、1から5までを数えて、もう一度「ハッピーバースデー」をハミングする、というシュールな作業があります。右脳と左脳のバランスを整えるとか。
これはもちろん「ハッピーバースデー」である必要はありません。なじみのあるメロディでOK。僕の場合は『きらきら星』の鼻歌メロディを採用しています。
前半は「きらきらひかる〜」と鼻で歌い、ちょい早めに「1、2、3、4、5」と声に出し、最後「おそらのほしよ〜」で終わる。周りに人がいるときはもちろん省略です。不審者なので。
押してもいいし、感情スコアリングどっちでもいい
そして、タッピングする各ツボは、タップする代わりに押すのもOKです。この場合は各ポイントにつき3〜5秒くらいがいいらしい。
どの方法で行うにせよ、やってるときに自然と呼吸が深くなる感覚があったら良い兆候です。自分のペースで進めていきましょう。
感情の10段階評価については、苦手ならやらなくてもいいです(僕は苦手です)。確かに「やる前の不安感は8だったけど、1セットやったら4くらいになった」と自己評価するのは効果を実感できてよいかもしれないけど、面倒に思うならやらなくても大丈夫。
終わりに
セットアップフレーズの定番として「私は〇〇だけど、そんな自分を完全に受け入れます」「〇〇だけど、それでも大丈夫」があります。
自分の感情の言語化は効果的ですが、それも面倒に感じるときは、黙ってツボをトントンしていればOK。
困ったときは「ありがとう」とか「愛してます」とかを呟きながらタッピングしていれば、それらの言霊が体に染み込みます。ラブアンドピース。
以上、EFTっていう不思議な方法を何年もやってきて、漠然と感じる疑問とそれに対する答え(意見)をつらつらとまとめました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後、公式マニュアルなる本、やっぱり面白いし参考になるので、手元にあると安心です。Kindle版あればいいのに。『1分間ですべての悩みを解放する! 公式EFTマニュアル』