1時間以内に読める電子書籍『あなたの引き寄せは間違っていた』を紹介します。
引き寄せの法則について知っているつもりだけど、どうもうまくいかないといった人向けに、要点がわかりやすく説明されています。
この本をざっと読むだけで、勘違いしていた部分に気づけるとともに、知っていた部分についても深く納得ができます。
著者が勧める引き寄せ本
まず著者の推薦図書を記しておきます。
- 『引き寄せの法則』マイケル・J・ロオジエ著
- 『こうして、思考は現実になる』パム・グラウト著
- 『ザ・シークレット』ロンダ・バーン
- 『思考は現実化する』ナポレオン・ヒル
これらの本のどれかを読んだことがある人にとって、知識を補うためにも本書は役立ちます。
感謝はすごく大事
言うまでもなく「感謝」は大事なのですが、そのことを忘れていき人々は引き寄せがうまくいかなくなりがちです。
小さなことでも引き寄せに成功したと思ったら、心の底から「universe」に感謝しましょう。
(宇宙、大いなる存在、FPなどと呼ばれるものを、本書ではuniverseと表現している)
日頃から「感謝力」を磨いていくことです。
こじつけでも良いので、今持っている感謝できるものを挙げていき、感謝日記をつけましょう。
感謝によって得た幸せな気分が、また新たな幸せを引き寄せます。
発見する力も鍛える
引き寄せたことに気づく、発見する能力も、とても大切です。
というのも発見されなかったことは、そのまま素通りされて記憶にも残らないからです。
せっかく引き寄せているのに、なかったことにされてしまいます。
また、大きなモノやコトが引き寄せられようとしているとき、必ずその前に前兆・サインと呼ばれるものが現れます。
そういったサインに気づけたら大いに感謝し、大きなものを受け入れる準備を整えます。
そして行動したい思いにかられたら、すぐさま行動しましょう。
日々の感謝のなかに願望をしのばせる
まず、今現在や過去のことにしっかりと感謝することで、あなたは感謝の波動で「universe」とつながります。
こうして自分を感謝のエネルギーで満たし、その合間にトリックのように、
「臨時収入が入った、ありがとう」
というふうに「未来への感謝」をしのばせるのです。
「universe」とつながっていれば時おり成功するらしいです。
自分の周波数を高めていれば、それに共振するモノやコトを引き寄せます。
そのためにも「感謝」のほか「ワクワク」「喜び」「愛」「慈しみ」といった、ポジティブな感情になれるものに触れましょう。
うまくいかなくなる悪癖3つ
せっかく感謝のエネルギーで全身を満たそうとしても、これから紹介する「悪い癖」によって打ち消されてしまうので気をつけてください。
「最初から失敗を想定する癖」
うまくいかない場合を想定することは、用意周到に見えますが、失敗する結果のほうに現実を動かしてしまいます。
うまくいかなかった時は、そのとき対処すればいいという気持ちでいましょう。
「道筋をつけてしまう癖」
どのように、どんな手段で、といった道筋を具体的に考えるのは「引き寄せ」にとって邪魔です。
求める結果だけ示せば「universe」は無限にある手段で結果を届けてくれます。
「願望の執着してしまう癖」
執着によって願望は実現から遠ざかります。
願いを明らかにできたら、いったん手放してしまいましょう。
「否定語」や「欲しい」を使わない
引き寄せの文法として大事なことが2つあります。
まず「否定語」を使わないことです。universeには否定が通じません。
交通事故を起こしたくない場合、「無事故無違反」を願ってはいけません。適切なのは「安全運転」です。
そして「欲しい」と言ったら遠ざかるものだと理解しましょう。
例えば「お金が欲しい」という思いは、手元にお金がないという現実に焦点を当てるからです。
「欲しい」と願わず「すでに持っている」とイメージし、感謝しましょう。
終わりに
アメリカの哲学者ウィリアム・ジェームズは、
「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」
と言い切っています。まず笑って波動を高め、楽しいことを引き寄せるということです。
簡単に読めて腑に落ちる内容なので、ぜひ目を通してほしい本です。
『あなたの引き寄せは間違っていた』かるべおさむ著
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