エレキギターの自宅練習にはこれがあれば大丈夫、と思えるミニギターアンプを紹介していきます。
ブラックスター、今回初めて知ったのですがイギリスの真空管のエキスパート集団による会社らしいです。
見た目のカッコよさや使い勝手や音、コスパなど、どれをとっても素敵です。
断捨離から始まった
もともとはマーシャルの15Wのアンプを所有していたのですが、断捨離のため手放したことから始まりました。
このアンプも愛着はあったのですが、いかんせん場所をとるし、一人でギター弾くぶんにはなくてもなんとかなる、と考えたからです。
(一応ヘッドホンで練習できるVOX amPlug2というのも持っていて、これもかなり便利なので別の機会で紹介したいと思います)
手放したマーシャルのアンプはVALVESTATE15というもので、40センチ四方くらいの大きさでした。
↓こんな感じのモノでした。
そして新しく入手したBlackstarのミニアンプは、ティッシュ箱の長い部分を3分の2にしたくらいのサイズです。
単3電池6本で駆動
乾電池を使うアンプで、購入時に単3電池6本が付属しています。
一応、専用のACアダプターが別売りで存在しているのですが、3000円以上と高価だったのでやめておきました。
検証はしてないですが、電池でかなり長時間の使用ができると思われます。
欲を言うと乾電池式じゃなくて、リチウムイオンなどの充電できるタイプだったらもっと嬉しかったです。
(もしあったとしても高価になるのかもしれません)
ちなみに電池が入ってこのアンプの重さは1キロに満たないほどです。片手でつかんで運べます。
音作りは深く考えなくても大丈夫
音質の調整は感覚的にできます。
ツマミは左からゲイン、ボリューム、イコライザー、ディレイ。
イコライザーのツマミは1つで、ここが「ISF」といってBlackstarが特許を取得しているらしい。
左寄りだとアメリカン、右寄りだとブリティッシュということですが、自分はなんとなく左寄りの音が好きかなと思いました。
ディレイのつまみは優しげな残響音の強さ、間隔を調整できます。
そしてゲインつまみの右上にあるOD(オーバードライブ)のボタンでクリーン音・歪み音の切り替えができます。
なんというか、自然で聴き心地のよい歪みかたをしてくれます。
ヘッドホンを挿してもいける
ヘッドホンジャックもちゃんとあります。アンプによってはヘッドホンで聴くと残念な音になるのもあるのですが、これは大丈夫でした。
また使うヘッドホンにもよるかもしれませんが、自分は昔から持っているビクター製の3000円くらいのやつで試しました。
もちろんヘッドホンを挿せばスピーカー部分から音は出なくなります。夜練習したいときとかに使えます。
もしかしたらここからさらに大きなスピーカーに繋いで…みたいな応用もできるかもしれません。
外部入力端子もある
あと便利なのがLINE IN(外部入力)端子。
スマホなどをつないで音を出すことができます。
試したところ、普通にいい音が出てきました。
ちなみに出る音は、アンプ側のゲインやボリュームつまみの影響は受けません。
音楽を流すほか、スマホのメトロノームやリズムマシンアプリを使うなど、いろいろなことができそうです。
またギターの練習以外にも、普通に音楽を聴く用のスピーカーとしても使えますね。
終わりに
僕がギターを本格的にやっていたのは昔の話で、今では思いついたときに一人で弾く程度です。
所有物を最小限にしたくて、しかしながら完全にギターを手放すことはできない。
とりあえず大きいアンプはもういいかなと思っていたときに、存在を知ったのが今回紹介したブラックスターのミニアンプです。
場所もとらず、自分が望んでいた希望を満たしてくれています。
以上、この記事が似たような境遇の人の役に立てればいいなと思います。
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